Men's Ns のメモ書きの新着ブログ記事

  • 気管切開 酸素吸入 

    1) エアロTプラス 人工鼻に直接酸素チューブを接続し酸素を投与する。 加温加湿との併用は禁忌。24時間毎または汚染時に交換する。 一般に低流量システム(トラキベントプラス)は3L/以下が適応。 エアロTプラスは投与酸素流量に関して制限は設けていない。(株式会社インターメドジャパンより) 一部の文... 続きをみる

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  • 経管投与(粉砕)してはいけない薬剤について

    Ⅰ. 徐放性製 投与回数の減少、または副作用の低減を図るなどの目的で、 製剤からの有効成分の放出速度、放出時間、放出部位を調節した製剤。 徐放性製剤を粉砕してしまうと急激な吸収や一過性の血中濃度上昇をもたらし、 過量時の副作用発現と、持続性の消失による治療への悪影響が考えられる。 略語 R:Ret... 続きをみる

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  • ストーマアクセサリーの使い分け

    ●用手形成皮膚保護剤 1) 溶解タイプ ブラバステックペースト:CMC, ペクチン, グァーガム 公式的には練状皮膚保護剤に分類。 親水性ポリマーのみなので水様便・消化酵素には弱い。 ↑ストーマ周囲の皺補正に使う ブラバ モルダブルリング:CMC, ゼラチン, ペクチン, HEC, PIB, EV... 続きをみる

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  • 経腸栄養剤 マーメッドワン(食品)

    特長 pHの低下により、液体から半固形状に変化する。 水分量 84mL/100kcal(濃度:1.0kcal/mL) 300kcal、400kcalの2種類のラインナップ 1日3食で900~1200kcalまで対応。 ハイネイーゲル同様、下痢、嘔吐と予防目的。胃酸に反応し半固形化する。 1.0kc... 続きをみる

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  • 抗ウイルス薬

    一時保存 ●アシクロビル(アシクロビン)ACV 単純ヘルペス、水痘帯状疱疹ウイルスに活性のある薬剤 ●バラシクロビル(バルトレックス)VACV アシクロビルのプロドラッグ ●オセルタミビル(タミフル) 経口抗インフルエンザ薬 ●ザナミビル(リレンザ) 吸入抗インフルエンザ薬 ●ラニナミビル(イナビ... 続きをみる

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  • その他抗菌薬

    ●クリンダマイシン(ダラシン注、ダラシンカプセル)CLDM 静菌性抗菌薬 リンコマイシン系抗菌薬。嫌気性菌(横隔膜より上)に対してよく用いられる。 主な抗菌スペクトラム   ・横隔膜の上と下の嫌気性菌   ・黄色ブドウ球菌(MSSA、MRSA)   ・肺炎球菌以外のレンサ球菌 主な適応   ・溶連... 続きをみる

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  • 抗MRSA薬

    グリコペプチド系抗菌薬 殺菌性抗菌薬 AUC/MIC ● バンコマイシン(バンコマイシン®)VCM  MRSA専用。経口剤はクロストリジウムによる偽膜性腸炎にもつかえる。 主な適応  ・経験的治療においてMRSAや E. faecium をカバーする場合  ・市中発症の髄膜炎の経験的治療で肺炎球... 続きをみる

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  • ニューキノロン系

    殺菌性濃度依存性超広域抗菌薬 非定型細菌をカバー。 スペクトラムとても広い。診断間違ってても治療できてしまう最強抗菌薬。 レジオネラに対してのみファーストチョイス。 ただし金属カチオン(Al、Mg、Fe)含有製剤との併用は、キレート形成によって吸収が阻害され、キノロン系抗菌剤の血中濃度が低くなって... 続きをみる

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  • テトラサイクリン系

    時間依存性静菌性抗菌薬 非定型細菌、グラム陽性菌 グラム陽性菌 マラリアなど。 ※グラム陽性菌の多くが耐性をもち、グラム陰性菌のプロテウスはカバーしてない リケッチアにたいしてはマクロライドより良い。 ●ドキシサイクリン(ビブラマイシン)DOXY リケッチア、スピロヘータなどにも活性がある 主な抗... 続きをみる

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  • マクロライド系

    時間依存性静菌性抗菌薬 ターゲットは非帝型細菌。グラム陽性菌もカバーしている。 マイコプラズマ、クラミジア、リケッチア、レジオネラ等 ※マイクライド耐性の非定型細菌もでてきた。代替薬としてはテトラサイクリン系やキノロン系がある ●クラリスロマイシン(クラリス)CAM 抗菌スペクトラム   ・マイ... 続きをみる

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  • アミノグリコシド系

    濃度依存性殺菌性抗菌薬 ●ゲンタマイシン(ゲンタシン)GM 主な抗菌スペクトラム  ・腸内細菌科、緑膿菌、アシネトバクター  ・黄色ブドウ球菌、腸球菌 主な適応  ・緑膿菌、アシネトバクター、腸内細菌の尿路感染の標的治療 ・薬剤耐性緑膿菌、アシネトバクターに対する併用療法  ・腸球菌、レンサ球菌に... 続きをみる

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  • βラクタム系-カルバペネム系

    イミペネム(シラスタチン)IPM CS パニペネム(ペタミプロン) PAPM BP メロペネム(メロペン) MEPM 3種あるが大差なし。メロペネムだけ覚えておく。 時間依存性殺菌性超広域抗菌薬抗菌薬 ●メロペネム(メロペン)MEPM 主な抗菌スペクトラム  ・MRSAや E. faecium を... 続きをみる

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  • スピロヘータ

    螺旋状のグラム陰性菌である。 ●梅毒トレポネーマTreponema pallidum 性感染症の一つ。 症状は初期硬結、バラ疹、 扁平コンジローマ、ゴム腫、神経梅毒、など全身症状。 ●ボレリアBorrelia マダニから感染する。ライム病ともいう。 遊走性紅斑を生じ、その後インフルエンザ用の症状を... 続きをみる

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  • 非定型細菌

    ●マイコプラズマ mycoplasma 若人の肺炎の起因菌として有名 症状は乾性咳嗽、下痢と嘔吐、紅斑 蕁麻疹 肝障害など マイコプラズマは細胞壁がなくβラクタムは効かない。 ●クラミジア chamydia 3種類に分けられる。治療は一緒。 クラミジアは細胞内に寄生するからβラクタムは効かない。 ... 続きをみる

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  • ストーマアクセサリー

    ◇Coloplast ●ブラバステックペースト:練状皮膚保護剤 スティック状の皮膚保護剤でアルコールフリー。 6g/本 1本あたり216円。1gあたり36円。 成分:CMC, ペクチン, グァーガム,  柔らかくこねやすい。 形状的に清潔的に扱え、また高齢者でもこねれる程度の固さ。水分吸収量には限... 続きをみる

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  • ストーマパウチ Coloplast

    ◇Coloplast  ●センシュラミオシリーズ 入浴時フィルターシール不要 伸縮性の高い皮膚保護剤を使用しており運動性の高い腹壁への追従がウリ。ガス抜きフィルターも独自のものを使用しており目詰まりしにくバルーニング率も低い。面板全体が柔らかく体動時に腹壁に追従する。 透明フィルムと不透明がある。... 続きをみる

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  • ストーマパウチ Hollister

    ◇Hollister ●やわぴたシリーズ 密着性に優れたやわらか凸面。外縁にはテープを採用。コロストーマ用。 フィルムが一番クリアにできており装着時見やすい。 やわぴた  :9800円/10枚 3~5日交換(FW) 6mmの柔らかい凸面  フリーカット15~25,15~38,15~55mm プレ... 続きをみる

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  • 術前中止薬

    覚えきれないので 抗凝固/抗血小板/高脂血症/降圧剤/DM/骨粗鬆症/女性ホルモン/リウマチ/抗癌剤/冠動脈疾患(狭心症)/肺高血圧/脳疾患めまい/IgG腎症/○○配合錠というキーワードに注意。 ・抗凝固薬 Wf、DOAC[イグザレルト、エリキュース、プラザキサ、リクシアナ] ・抗血小板薬... 続きをみる

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  • ストーマパウチ ビー・ブラウン

    ◇ビー・ブラウン  フレキシマ/プロキシマはCPB系 フレキシマアクティブ 5900円/10枚 平面 1~4日製品 Mini フリーカット ~45mm Midi フリーカット ~50mm      プレカット 25,30,35,40 Maxi フリーカット ~65mm フレキシマロールアップ 5... 続きをみる

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  • ストーマパウチ  Dansac

    ◇Dansac  ノバはすべてテーパエッジ。  TRE(トレイ)は膨潤タイプ。その他は溶解タイプ。  TREは全品の中で最も水分吸収量が多いらしい。 ノバライフ1TREフィット 9500円/10枚 6mm凸 6日交換  フリーカット15~24,15~34  プレカット25,30,35 ノバライフ... 続きをみる

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  • ストーマパウチ コンバテック

    ◇コンバテック  エスティームはCPB系? エスティームやわらか凸(消化管用) 8500円/10枚 1~5日製品 7mm凸  フリーカット20~30,20~40,20~55mm  プレカット30,35 やわらか凸イレオ 7800円/10枚 1~4日製品 7mm凸  フリーカット15~20,15~... 続きをみる

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  • ストーマパウチ EakinJapan

    ◇EakinJapan ●イーキンドットイレオコンベックス 3~5日交換 6mm凸 フリーカット12~40mm 9500円/10枚 フリーカット15~60mm 11900円/10枚 プレカット20,25,27.5,30,35 9500円/10枚 ●イーキンパウチコンベックスドレナブル 2~4日交... 続きをみる

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  • ストーマサイトマーキング

    マーキングディスク(成人標準体重用:7㎝、肥満者用:7.5㎝、小児用:6㎝) 消化管ストーマの種類と主な造設場所 ・上行結腸ストーマ:右下腹部 ・横行結腸ストーマ:上腹部 ・下行結腸・S状結腸ストーマ:左下腹部 →できれば臍から5cmは離す ・回腸ストーマ:右下腹部 ・ダブルストーマ:結腸ストーマ... 続きをみる

  • インクレチン製剤 GLP-1受容体作動薬

    GLP-1は消化管ホルモンの一つで食事摂取により小腸下部から分泌されます。GLP-1は血糖依存性のインスリン分泌促進、グルカゴン分泌抑制、食欲抑制、食物の胃からの排出遅延、膵β細胞保護作用などを有しますが、体内ですぐにDPP-4によって分解されてしまいます。 そこで 開発されたの がDPP-4によ... 続きをみる

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  • インスリン製剤 混合型

    インスリンの追加分泌を補う超速効型あるいは速効型製剤と中間型を組み合わせた製剤。 作用持続時間は15~24時間で、超速効型+中間型には超速効型25%、30%、50%が、速効型+中間型には速効型30%、40%、50%がある。静注は不可。 注射回数を減らせる利点がある。 懸濁操作が必要。(10回転がし... 続きをみる

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  • インスリン製剤 中間型

    作用発現時間は30分~3時間、最大作用時間は2~12時間、作用持続時間は18~24時間と製剤によって異なる。基礎分泌に替わる働きをもつ。静注は不可。 濃度にゆるやかなピークがある。 懸濁液なので使用前に懸濁させる必要がある。 朝食前30分以内に投与。 ・ノボリンN ・ヒューマリンN

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  • インスリン製剤 持続型

     作用発現時間は1~2時間、作用持続時間は約24時間である。最大作用時間に明らかなピークはない。中間型と比べてよりスムースに基礎分泌を補うことが可能。静注は不可。 ・トレシーバ    明らかなピークがほとんどない  この製品のみ注射時刻を、8時間以内なら前回から変更できる→融通がきく ・レベミル ... 続きをみる

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  • インスリン製剤 速攻型

    速攻型は食事30分前に使用する。速攻型にはRがついている。皮下だけでなく筋肉内注射、静脈内注射、持続静脈内注入に適応あり ・ノボリンR 作用発現時間 約30分 最大作用時間 1~3時間 作用持続時間 約8時間  ・ヒューマリンR 作用発現時間 30分~1時間 最大作用時間 1~3時間 作用持続時間... 続きをみる

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  • インスリン製剤 超速攻型

    作用発現時間  10~20分 最大作用時間  1~3時間 持続時間   3~5時間 ・ノボラピッド:食直前 ・フィアスプ:開始2分前or開始後20分以内  ※新薬 ノボラピッドの改良版 ・ヒューマログ:食直前(15分以内)  ※後発品 インスリン リスプロ    ・ルムジュブ:食事開始時or開始後... 続きをみる

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  • 血糖下降薬 まとめ

    ●経口血糖下降薬 ➀スルホニル尿素薬(SU薬) (例:グリメピリド:アマリール) インスリン分泌刺激作用あり 低血糖に注意 ②グリニド系 (例:シュアポスト、○○グリニド) SU薬と同様の作用機序。従来のSU薬との併用無意味。 必ず食直前に内服する。低血糖に注意 ③α-グルコシダーゼ阻害薬(α-G... 続きをみる

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  • 経口血糖降下薬 SGLT2阻害薬

    SGLTは、体内でグルコース(ブドウ糖)やナトリウムといった栄養分を細胞内に取り込む役割を担っています。 SGLTの種類はいろいろありますが、SGLT2に限っては、腎臓の近位尿細管という場所に限定的に存在しているのが特徴。近位尿細管でSGLT1とSGLT2は、グルコースを栄養分として細胞内に取り込... 続きをみる

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  • 血液検査 PT、APTT、PT-INR

    ①PT プロトロンビン時間  参考値:10~12秒 活性%:80〜130% 外因系凝固活性化機序(Ⅶ・Ⅹ・Ⅴ・Ⅱ・Ⅰ) 血液凝固作用のあるたんぱく質に関連した検査値。 血液凝固因子は、13種類見つかっており、そのほとんどは肝臓で作られる。  PT延長原因:肝不全、DIC、ワーファリン内服 凝固因子... 続きをみる

  • 経口血糖降下薬 DPP-4阻害薬

    インクレチン(GLP-1,GIP)は、分解酵素であるDPP-4により、体内では半減期2~3分という短い時間で分解されます。インクレチンは膵β細胞からのインスリン分泌を増強する作用を持ちますが、血糖値が下がるとインクレチンを介したインスリンの分泌が停止するため、単剤では低血糖が極めて起きにくいとされ... 続きをみる

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  • 経口血糖降下薬 チアゾリジン薬(TZD)

    骨格筋および肝臓におけるインスリン抵抗性を改善し、インスリンの相対的な作用を高めて血糖値を下げる。薬剤自体がインスリンの分泌を促すわけではないので、単独使用で低血糖の危険は少ないという特徴がある。 副作用として肝機能障害、浮腫、心不全、肝障害、体重増加に注意する。 本剤は、尿細管でNaと水の再吸収... 続きをみる

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  • 経口血糖降下薬 ビグアナイド薬(BG薬)

    SU薬が膵臓に作用するのに対して、ビグアナイド薬は主に肝臓に作用して糖新生を抑制する。食欲を抑制する効果もあり、肥満を伴う2型糖尿病患者の第一選択薬として用いることもある。注意すべき副作用として乳酸アシドーシス挙げられる。 主に➀肝臓の糖新生を抑制し、さらに②末梢組織でのインスリン感受性を改善、③... 続きをみる

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  • 経口血糖降下薬 α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)

    α-グルコシダーゼ阻害薬の特徴 食べ物に含まれている糖質の分解・消化を妨げることで、食後の血糖値上昇を抑える。 α-GIと糖質が、小腸内で同時に存在しなければ効果がないので、食事を開始する直前に服用する。効果の現れ方が比較的緩やかである。 単独投与では低血糖はほとんどみられないが、併用療法の際には... 続きをみる

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  • 経口血糖降下薬 グリニド系

    膵β細胞に働きかけてインスリンの分泌を促進する。作用のメカニズムはSU薬と似ているが、SU薬よりも吸収・分解が速いことが特徴。一般に、服用から約30分後に効果が発現し、約60分後に効果が最大に達し、約4時間後に効果が消失する。 そのため、食事の直前の服薬を遵守する。(食事の30分前の服用で低血糖、... 続きをみる

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  • 経口血糖降下薬 スルホニル尿素薬(SU薬)

    SU薬は経口血糖降下薬の中で最強で、HbA1c低下あたりのコストパフォーマンスは抜群。 膵β細胞に働き、服用後短時間で強力なインスリン分泌刺激作用を示し、インスリン分泌機能が残存する2型糖尿病が適用になる。この機序のため、β細胞が機能しない1型糖尿病には効果がない。 低血糖以外これといった大きな副... 続きをみる

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  • グラム陰性球菌 GNC

    グラム陰性球菌 GNC 1.Neisseria.gonorrhea 淋菌 →尿道炎、子宮頸管炎、多関節炎 まれに咽頭炎になる。性感染症として有名 抗菌薬1stCTRX,CTX 2nd AZM 2.Neisseria.meningitis 髄膜炎菌 →髄液からでたら髄膜炎。DIC 副腎不全に至る 抗... 続きをみる

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  • グラム陽性桿菌 GPR

    グラム陽性桿菌(GPR) 1.Corynebacterium.diphtheria ジフテリア →小児咽頭炎の起因菌 抗菌薬1st EM 2nd PCG 2.Listeria monocytogentes リステリア →骨髄炎の起因菌 50歳以上の骨髄炎はリステリアを考慮 抗菌薬 1stABPC ... 続きをみる

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  • 脈拍

    基準値:60~90bpm ●頻脈 洞性頻脈 1)生理的 原因:交感神経優位、運動後など。治療不要。 2)非生理的 原因:ショック、心不全、低酸素血症、高二酸化炭素血症、発熱、疼痛、甲状腺機能亢進症、薬剤性、心因性など。病態に応じた治療が必要 HR130bpm以上は基本的に頻脈性不整脈。130みbp... 続きをみる

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  • SPP

    SPP(Skin Perfusion Pressure:皮膚灌流圧測定) 毛細血管に血流がどの程度あるかを調べる検査です。 動脈硬化が進行し末梢動脈疾患により安静時にも疼痛がある方、潰瘍・壊死がある方の有益な検査です。血管内狭窄および閉塞が原因の重症下肢虚血(CLI)の重症度評価、下肢カテーテル治... 続きをみる

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  • 降圧剤 Ca拮抗薬(CCB:calcium channel blocker)

    血管の平滑筋にあるカルシウムチャネルの機能をき拮抗し、血管拡張作用を示す薬剤 ●ジヒドロピリジン系 高血圧治療の第一選択薬。血管拡張作用、降圧作用が強く、心筋への作用がほとんどない。 ニフェジピン(アダラートなど)やニカルジピン(ペルジピンなど)やアムロジピン(アムロジンやノルバスク)が含まれる分... 続きをみる

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  • バクテリアルトランスロケーション

    Bacteria Translocation:BT 腸管内細菌が粘膜バリアーを通過して,体内に移行する状態。 細菌そのものだけではなく腸管内のtoxinの移行により,腸管の粘膜やリンパ節で産生されたサイトカインがSIRS(全身性炎症反応症候群)が引き起こす 原因 免疫不全,絶食による腸粘膜萎縮によ... 続きをみる

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  • 抗血小板薬、抗凝固薬 メモ

    抗血小板薬(バイアスピリン、クロピドグレル等) 抗凝固薬(ワーファリン、NOAC等) 双方ともに血栓形成を防止する効果がある。血栓には赤色血栓と白色血栓にわけられる。 動脈は血流が速いのでフィブリンを作る凝固因子は流されやすい。動脈の血栓は白色血栓と呼ばれる血小板主体のものになる。血小板の凝集を阻... 続きをみる

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  • 抗凝固薬 NOAC使い分け

    ワーファリンと比較され、有効性及び安全性が証明されており、ガイドラインでも推奨されている。NOAC間で有効性・安全性を直接比較した文献は今ない。 ワーファリンと違い食事の影響を受けにくい。 ワーファリンほど併用注意薬は多くないがワソラン、アミオダロンなどは注意。 ワーファリンはPT-INRを指標と... 続きをみる

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  • 抗凝固薬

    ●ビタミンK依存性凝固因子合成阻害薬(Ⅱ・Ⅸ・Ⅶ・Ⅹ) ビタミンKに対する拮抗作用により抗凝固作用をもつ]。効果が最大になるまでに投与を開始してから48〜72時間かかる。即効性を求めるならばヘパリンの併用が望ましい。定期的にプロトロンビン時間を測定する必要がある。効果消失にも4~5日かかる。 内視... 続きをみる

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  • 抗血小板薬

    抗血小板剤は、血小板の凝集を阻害することで、主に白色血栓を作らないようにする作用を持つ薬剤である。動脈における血小板血栓予防に優れている。 ●COX-1阻害薬 シクロオキシゲナーゼ (COX-1) にアスピリンが結合することでトロンボキサンA2 (TXA2) が産生されず、血小板が凝集しない。不可... 続きをみる

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  • 血管拡張薬:ニコランジル

    硝酸薬同様にNOの放出によって冠動脈を拡張する。 NTGに比べて血圧しくい、耐性ができにくいなどのメリットがある。 静注は体重が関係ないためγ単位ではない。 血圧が低い場合の不安定な急性冠症候群で用いられる。 ATP感受性Kチャネル開口作用があり、これは臓器保護に働く作用があるためAMI後の心保護... 続きをみる

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  • 硝酸薬

    硝酸薬は血管拡張薬の一種。代謝物である一酸化窒素が血管平滑筋へ作用することで血管拡張を促す薬物である 一硝酸イソソルビド ISMN 肝臓での first pass effect を受けないため,作用は ISDN に比べてより長く持続するため内服薬で用いられることが多い。 症状改善には役に立つが予後... 続きをみる

  • 硝酸薬:一硝酸イソソルビド(ISMN)

    一硝酸イソソルビドは肝臓での first pass effect を受けないため,作用は ISDN に比べてより長く持続するため内服薬で用いられることが多い。 症状改善には役に立つが予後改善効果は乏しい。 ●二トロールR Cap:20mg 禁忌 重篤な低血圧又は心原性ショックのある患者 閉塞隅角緑... 続きをみる

  • 硝酸薬:二硝酸イソソルビド(ISDN) 

    二硝酸イソソルビド(ISDN) 持続時間が長く、降圧作用が弱い。 経口剤としては初回通過効果を受けるため、徐放化や貼付剤として開発され、臨床の場で用いられている。 ●ニトロールスプレー 1.25mg/1噴霧 100噴霧分 下の溝部分まで液体がおりてきたら交換 禁忌 重篤な低血圧(血圧がさがるため安... 続きをみる

  • 硝酸薬:ニトログリセリン(NTG)

    ニトログリセリン:NTG 持続時間が短く、降圧作用が強いのが特徴。 狭心発作出現時には,ニトログリセリンの舌下服用が最も有効な手段である. ●ミリスロール 注:1mg/2mL、5mg/10mL 25mg/50mL、50mg/100mL 禁忌 閉塞隅角緑内障の患者[眼圧を上昇させるおそれがある。] ... 続きをみる

  • 利尿薬:バソプレシン受容体拮抗薬

    バソプレシン受容体拮抗薬 集合管での水の再吸収を抑え尿量を増やす。経口でありながら強力な作用を示す 低Na血症に対しループ利尿薬は使えない。そんなときに用いられる。 V2受容体選択的なので血管拡張による低血圧は起こさない。この点がハンプとの違いだが、多尿による血圧低下は起こりうる 副作用:脱水、肝... 続きをみる

  • 利尿薬:ナトリウム利尿ポリペプチド製剤

    ナトリウム利尿ポリペプチド製剤 体液過剰に対して心房から分泌されるホルモン。腎輸入細動脈を拡張し腎血流量を増加させ尿量を増やす。またレニン・アンギオテンシン系を抑制し利尿を促進。 ラシックスに比べ利尿作用は弱いが心筋保護作用がある。不整脈や電解質異常といった副作用が少ない。血管拡張作用もあるため血... 続きをみる

  • 利尿薬:アルドステロン受容体拮抗薬(カリウム保持性利尿薬)

    アルドステロン受容体拮抗薬(カリウム保持性利尿薬) アルドステロンはレニン・アンギオテンシン・アルドステロン系の最終産物。腎集合管でのNa再吸収を増やし体液量を増加させる働きがある。この作用をブロックしNa排泄を増やして利尿効果を得る。その際にKを血中内に取り込むためKは保持される。 利尿作用はあ... 続きをみる

  • 利尿薬:サイアザイド系利尿薬

    サイアザイド系利尿薬およびサイアザイド系類似利尿薬 尿細管内に分泌され、遠位尿細管でNaの再吸収を抑制し尿量を増やす。 糸球体でろ過された尿は近位尿細管で60%、ヘンレ係蹄上行脚で30%のNaが再吸収されているため、その後の遠位尿細管での吸収を抑制してもあまり効果がないのでマイルドにしか効かない。... 続きをみる

  • 利尿薬:ループ利尿薬

    ヘンレ係蹄上行脚でNaの再吸収を阻害作用がある。尿中のNaが増えるため尿量が増加する。副作用:低カリウム血症、高尿酸血症、低K血症性代謝性アルカローシス、耳鳴・難聴などの内耳障害、肝性昏睡 ●フロセミド(ラシックス) ループ利尿薬 ※アルブミンと結合し作用を発揮するため、低アルブミン血漿では作用が... 続きをみる

  • 利尿薬:浸透圧利尿薬

    浸透圧利尿薬 血中で水解を受けずに糸球体からほぼ完全に濾過されかつ尿細管での再吸収を受けないために浸透圧利尿を起こす。製剤の浸透圧を利用しているため単独投与が望ましい。 重大な副作用として心不全、急性腎不全、電解質異常(代謝性アシドーシス、高カリウム血症、低ナトリウム血症) マンニトール早く効く、... 続きをみる

  • 胸腔ドレーン

    胸腔ドレーン Chest Drain 胸腔内にチェストチューブを挿入し胸腔内の空気・液体を排出する。 目的 ・肺の虚脱防止と再拡張 ・液体貯留防止 観察 ・呼吸性移動 Fluctuation 呼吸に伴い水封室の水位が上下移動すること。 通常胸腔内圧は吸気時に-6~-8cmh2o、呼気時に-2~-4... 続きをみる

  • 血液検査 脂質関連

    1)TC:総コレステロール 基準値:120~220mg/dl 血中コレステロールのうち75%はLDL、25%はHDLとして存在。 高値:遺伝、食生活、 低値:甲状腺機能亢進症、劇症肝炎、肝硬変、アジソン病 2)HDLコレステロール 基準値:40~96mg/dL 血清コレステロールのうち高比重リポタ... 続きをみる

  • 血液検査 膵酵素

    ①アミラーゼ AMY 正常値:44〜132(U/L) 膵臓・唾液腺から分泌されている消化酵素の1つ。 膵炎発症から6〜12時間で上昇。半減期は10時間 体内分布は膵. 唾液腺に多く、肝、肺、小腸、卵巣などにも認められるため特異度は低い。 腎臓から1/3排泄され、その他は体内で分解される。AMYと膵... 続きをみる

  • 血液検査 AT-Ⅲ

    ①AT-Ⅲ アンチトロンビンⅢ 基準値:80〜130 % 肝および血管内皮細胞で産生される。生理的には抗凝固作用を有しているため、欠乏により過凝固状態を引き起こしやすくなる。 また,AT IIIの血中濃度は産生と消費のバランスにより左右されるため,凝固系の動き,産生状態,血栓症の病因を知ることが重... 続きをみる

  • Refeeding syndrome 

    リフィーディング症候群とは、慢性的な栄養不良状態が続き高度の低栄養状態にある患者にいきなり十分量の栄養補給を行うことにより発症する一連の代謝合併症の総称。 心不全、不整脈、呼吸不全、意識障害、けいれん発作、四肢麻痺、運動失調、横紋筋融解、尿細管壊死、溶血性貧血、高血糖あるいは低血糖発作、敗血症、肝... 続きをみる

  • 腫瘍崩壊症候群 TLS

    腫瘍崩壊症候群は悪性腫瘍の治療時、腫瘍が急速に崩壊するときに生じる。 通常治療開始後 12時間~72 時間以内起きやすい。。 典型的な症状は治療開始 6 時間以内において、高カリウム血症が現れる。 少し遅れて 24~48 時間後にリン、カルシウム、尿酸が変動し、それ以後に血 清クレアチニン値が上昇... 続きをみる

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  • 血液検査 網赤血球 Ret

    赤芽球が成熟して脱核したばかりの幼弱な赤血球。骨髄での赤血球産生の指標。 基準値 網赤血球比率 5~20% 網赤血球数 4~18万/μL 高値:溶血性貧血、出血、貧血からの回復期、骨髄抑制からの回復期 低値:再生不良性貧血、鉄欠乏、VB12・葉酸欠乏、腎不全 網赤血球検査(レチクロ)をすることで骨... 続きをみる

  • 血液検査 PLT、MPV、PDW

    ①PLT 血小板数  正常値15万~35万  血小板の約1/3は脾臓内に存在し、残りの2/3は血中にある。 寿命は10日ほど。一時止血に重要な役割を果たしている。 減少の原因 産生低下、消費亢進、脾腫によるプール増加、DIC 5万以下では手術はできない。筋肉注射もやめとく。 2万以下では頭蓋内出血... 続きをみる

  • 血液検査 好中球割合

    白血球数の大きな変動があった場合、好中球の割合を確認することが大切。 SEG(分葉核球)・・・成熟した好中球。健常な場合は大半はコレ。 BND(桿状核球)、MM(後骨髄球)、MY(骨髄球)・・・幼若な細胞 感染症の初期にはSEGが下がり、骨髄にあるSEGのストックから供給が始まれば上昇する。 体内... 続きをみる

  • 血液検査 赤血球恒数

    RBC、Ht、Hb この3つの値の関係で、貧血の種類を鑑別できる。 この関係を表すのが赤血球恒数(MCV、MCH、MCHC)である。 MCV:平均赤血球容積 赤血球の大きさの平均値。 基準値内であれば正球性、低ければ小球性、高ければ大球性と表現される。 貧血の鑑別には最も重要 基準値:83~100... 続きをみる

  • 血液検査 血算:CBC

    ●白血球数 WBC:white blood cell 白血球は、好中球、好酸球、好塩基球、リンパ球、単球に分類される。 基準値:3500〜9000 /μL 高値:各種感染症、血液疾患、アレルギー疾患 20000を超える場合は敗血症、白血病が疑われる 低値:薬剤、放射線治療、重篤な感染症、再生不良性... 続きをみる

  • 血液検査 Na

    ●血清ナトリウム(Na) 基準値:135~145mEq/L Naは、細胞外液中の陽イオンの約90%を占め、酸塩基平衡、血漿浸透圧の維持をつかさどっている。主として副腎皮質ホルモンによって調節されている。 高値の原因 利尿薬、浸透圧利尿、尿崩症 脱水症、ナトリウム過剰、クッシング症候群、原発性アルド... 続きをみる

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  • 血液検査 糖質関連物質

    ①GLU(血糖) BS:blood sugar、GLU:glucose 基準値:70~110mg/dl 血糖値とは、血中に存在する糖質のことで、通常血液中にはブドウ糖が主成分を占め、ごくわずかにフルクトース、ガラクトースなどが含まれている 高値の原因 糖尿病、甲状腺機能亢進症、クッシング症候群、グ... 続きをみる

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  • 血液検査 肝臓・細胞障害関連

    ①AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)、 ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)  肝臓逸脱酵素。 ・ASTは心筋、肝臓、脳で高濃度で、次いで骨格筋、腎臓に多く含まれる。 ・ALTは肝細胞内にに含まれ細胞破壊がみられれば上昇する。 ASTは肝疾患以外でも上昇するが、ALTは心筋梗塞... 続きをみる

  • 血液検査 腎疾患関連

    ①血清尿素窒素 BUN 腎機能の指標 基準値:8~20mg/dl BUN100以上では尿毒症の可能性が高い。 アミノ酸の分解産物であるアンモニアは肝臓で代謝されて尿素生成。 血中に放出された尿素は腎糸球体で濾過され一部尿細管で再吸収されて尿中に排出される。 BUNは血液中の尿素に含まれる窒素量を測... 続きをみる

  • 胃薬 防御因子増強薬

    防御因子増強薬 1)セルベックス(テプレノン) 粘膜産生・分泌促進薬 用法用量 細粒1.5gor3カプセルを1日3回に分けて食後に経口投与する。 空腹時に服用は吸収が悪くなる H2ブロッカーと併用で上乗せ効果あり 2)ムコスタ(レバミピド) 粘膜産生・分泌促進薬、PG産生促進 用法・用量 1回10... 続きをみる

  • 胃薬 P-CAB

    カリウムイオン競合型アシッドブロッカー(ボノプラザン) Potassium-Competitive Acid Blocker:P-CAB(ピーキャブ)と呼ばれます。 PPIの改良型。ピロリ菌除去率も高い。 しかしジェネリック薬も無く、薬価が高い。 ピロリ菌検査前は2週間の休薬が必要 保険適用上日数... 続きをみる

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  • 胃薬 Histamine H2-receptor antagonist

    H2RA(ヒスタミンH2受容体拮抗薬) 保険適用制限なし。1日2回の服用。 ※高齢者に対する長期使用は認知機能低下のリスクがある。 胃の壁細胞に存在し胃酸分泌を促進するヒスタミンH2受容体を競合的に拮抗する. 効果の発現が速いものの、効果の減弱は早い。 副作用 ヒスタミンH2受容体は心筋等にも存在... 続きをみる

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  • 胃薬 PPI Proton pump inhibitor

    PPI プロトンポンプ阻害薬(胃酸分泌抑制薬) 保険適用上日数制限がある。(胃潰瘍で8週間、十二指腸潰瘍で6週間) またピロリ菌検査に影響がでやすすく検査の2~4週間前に休薬が必要。 投与後3日後くらいに最大効果で発現が遅い。女性化乳房などの副作用あり。 消化性潰瘍の第一選択薬。作用時間が24時間... 続きをみる

  • 化学療法 XELOX療法

    XELOX[ゼロックス] カペシタビン+オキサリプラチン療法 適応 進行・再発大腸癌、胃がん 21日(3週)1クール 術後補助化学療法の場合は8コース 催吐性中等度 スケジュール 2時間30分 ●グラニセトロン(カイトリル) 1mg/30分  5-HT3受容体拮抗型制吐剤 用法・用量 本剤を静注す... 続きをみる

  • 化学療法 FOLFIRINOX療法

    FOLFIRINOX[フォルフィリノックス] (レボホリナート+フルオウラシル+イリノテカン+オキサリプラチン) 適応 進行・再発膵癌 14日(2週)毎  催吐性リスク高度  スケジュール 4時間50分+5-FU ●アプレピタント(イメンド) 選択的NK1受容体拮抗剤 1日目:125mg 2・3日... 続きをみる

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  • 化学療法 GEM+nab-PTX療法

    GEM+nab-PTX[ジェム・ナブ・パク] (ゲムシタビン+アルブミン懸濁型パクリタキセル)療法 適応 膵癌の標準的療法 週1回の点滴を3週連続施行,4週目は休薬 28日4週 催吐性中等度 脱毛リスク50% スケジュール 1時間30分 ●グラニセトロン(カイトリル) 1mg/30分  5-HT3... 続きをみる

  • 化学療法 GEM療法

    GEM[ジェム] ゲムシタビン療法  適応 進行膵癌、胆道癌、抗癌薬治療後に増悪した卵巣がん、進行非小細胞肺がん、再発乳がん、難治性悪性リンパ腫 週1回の点滴を3週連続し、4週目は休み。28日4週を1コースとする 乳癌の場合のみ週1回点滴を2週施工、1週休み。21日3週を1コースとする 催吐リスク... 続きをみる

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  • 下剤 その他

    1)クロライドチャネルアクチベーター 小腸の水分分泌に関わるクロライドチャネルを活性化し、腸管内の腸液の分泌を増やし便の水分含有量を増やすという新しい機序の下剤です。小腸で作用するため下痢になりにくいという特徴がある。妊婦には禁忌 ●ルビプロストン(アミティーザ) 用法容量 通常1回24μgを1日... 続きをみる

  • 下剤 大腸刺激性下剤

    大腸刺激性下剤 腸粘膜を刺激して蠕動運動を亢進させることによって排便を促すもの。塩類下剤だけでは排便コントロールが困難な場合などに併用する。 センノシドやセンナを長期に使用することで大腸壁に色素が沈着、肥大化し大腸の動きが悪くなり、便秘症状が悪化したり緩下剤への反応性が低下する。 内視鏡検査で大腸... 続きをみる

  • 化学療法 FOLFIRI±Cmab/Pmab

    FOLFIRI±Cmab/Pmab(フォルフィリ±セツキシマブ/パニツムマブ)療法 適応 大腸がんの標準的療法。14日(2週) Cmab/PmabはKRAS遺伝子野生型の患者に投与。 ※KRAS遺伝子とは:がん細胞の増殖をコントロールしている遺伝子のこと。KRAS遺伝子が野生型の場合に抗EGFR抗... 続きをみる

  • 人工呼吸器 Savina ザビーナ 早見表

    Mode A/C、SIMV(Drager社はトリガーウィンドウ5秒)、BIPAP、CPAP 設定値 物理画面 Vt(mL):tidal volume 一回換気量 6~8ml/kg(ARDS ) 8~12ml/kg(一般)例:500ml Tinsp(s) 吸気時間 1s? f(bmp) 設定換気回数... 続きをみる

  • 化学療法 FP療法

    FP(5-FU+CDDP:フルオウラシル+シスプラチン療法) 適応 ➀頭頸部がん 転移・再発に対して21~28日(3~4週毎)に最大6クール ②食道がん 1)術前化学療法として21日(3週)毎に2コース 2)ステージⅣで再発に対する緩和的化学療法として28日(4週)毎に4~6コース 催吐性 高度 ... 続きをみる

  • 輸血 雑学

    ●高カリウム血症  洗浄赤血球を使用。緊急時はカリウム吸着フィルターを用いる。 ●投与ルート  末梢血管からの投与が原則。細菌感染・凝固によるライン閉塞予防のためCV,PICC,ポートは避ける ●投与ルート その2  24G針で0.3ml/sを超える速度で投与すると赤血球が破壊されやすい。  22... 続きをみる

  • 輸血製剤 血漿製剤

    ●血漿製剤 FFP 新鮮凍結血漿一LR「日赤」(FFP-LR)・・・全血採血由来 新鮮凍結血漿「日赤」(FFP)・・・成分採血由来 新鮮凍結血漿一LR「日赤」成分採血(FFP-LR-Ap)・・・成分採血由来 LR(LeukocytesReduced) 保存に伴う凝集塊(マクロアグリゲー ト等)の発... 続きをみる

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  • 化学療法 Cape+CDDP+T-mab療法

    Cape+CDDP+T-mab療法(カペシタビン+シスプラチン+トラスツズマブ療法) 胃がんに用いられる標準的治療。 21日(3週)ごとの治療で2~3か月に1回CT等を撮影し、効果があれば続ける 催吐性リスク 高度  脱毛リスク 24% 治療スケジュール 1コース目12時間 2コース目11時間 ●... 続きをみる

  • 化学療法 mFOLFOX6±BV(Bmab)療法

    mFOLFOX6±BV[エムフォルフォックスシックスベバシズマブ]療法  レボホリナート+オキサリプラチン+フルオラシル±ベバシズマブ療法 大腸がん術後の4~6週間以内に投与 14日(2週)ごとに12コース 再発・転移の場合は2週間ごとに治療の効果がある間続ける。 催吐性リスク中等度  治療スケジ... 続きをみる

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  • 化学療法 SOX療法

    SOX[ソックス]療法(S-1+オキサリプラチン療法) 胃がん・大腸がん再発時に用いられる 21日(3週)を1コースとして効果が続いている間施行さえる。 1日目の夜から15日目の朝までS-1を14日間内服する 催吐性リスク 中等度 スケジュール 約2時間30分 ●グラニセトロン(カイトリル) 5-... 続きをみる

  • 化学療法 S-1療法

    S-1療法(テーガフル・ギメラシル・オテラシルカリウム療法) 主に胃がん術後の治療、そのほかに結腸癌、直腸癌、手術不能または再発乳がん、膵がん、胆道がん、頭頸部がん、非小細胞肺がんに用いられる。 42日(6週)毎に治療。28日間内服・14日間休薬を1コースとして繰り返し1年間続ける。 ※14日内服... 続きをみる

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  • 非オピオイド アセトアミノフェン

    副作用はNSAIDsにくらべ少ないが、抗炎症作用はない。肝機能異常に注意。 NSAIDsに起因する「アスピリン喘息」罹患者への投与は禁忌である。 ●カロナール錠 1回300〜1000mgを経口投与し,投与間隔は4〜6時間以上とする。なお,年齢,症状により適宜増減するが,1日総量として4000mgを... 続きをみる

  • 非オピオイド NSAIDs

    副作用:胃潰瘍、腎障害(初期症状として下肢浮腫)、喘息、肝機能障害、凝固異常 併用注意:抗凝固薬の作用増強、ARB・ACEの作用減弱 ニューキロノン抗菌薬併用でけいれん、SU薬 作用増強 ※成人の喘息のうち10%がアスピリン喘息といわれている。NSAIDs内服後1時間ほど経ってから症状が現れる。 ... 続きをみる

  • 鎮痛補助薬

    ●サインバルタカプセル(SNRI) 神経障害性疼痛(焼ける、締めつけられる、しびれる)に有効 副作用:抗コリン作用、眠気、パーキンソン症状、ふらつき 禁忌:コントロール不良の閉塞隅角緑内障の患者 ●リリカカプセル 神経障害性疼痛の第一選択薬。。 副作用:眠気、めまい、ふらつき、浮腫、腎機能低下、霧... 続きをみる

  • 弱オピオイド

    ●コデイン 代謝された後にモルヒネの1/10の鎮痛、鎮咳作用をしめす。 副作用はモルヒネ同様。 効果発現:30~60分 持続時間:4~6h TMAX 1~2h T1/2 2.5~3.5h 1回20mg、1日60mgを経口投与 ●トラマドール 鎮痛作用 モルヒネの1/5 効果発現:30~60分 持続... 続きをみる

  • オピオイド 全般

    ●オピオイド3大副作用 ➀眠気・・・開始時期、増量期に出現。1~2週間で自然に消失 ②悪心・・・開始時期、増量期に出現。  対応:ハロペリドール、プロクロルペラジン、メトクロプラミド、ドンペリドン、ジフェンヒドミン、ヒドロキシジンの投与  持続する悪心にはドンペリドン、メトクロプラミド  体動時の... 続きをみる

  • オピオイド ヒドロモルフォン

    モルヒネの類似物。腎機能低下患者で使用可能。低用量から開始できる。 オキファスト®注やフェンタニル®注より薬物相互作用が少ない 皮下注で高用量のオピオイドが使用できる レスキューで唯一の錠剤。 ベースが1日1回服用で可能。 ●ナルベイン注 2mg、20mg ●ナルサス 2mg(最少用量)、4mg、... 続きをみる