Men's Ns のメモ書きの新着ブログ記事
-
-
Ⅰ. 徐放性製 投与回数の減少、または副作用の低減を図るなどの目的で、 製剤からの有効成分の放出速度、放出時間、放出部位を調節した製剤。 徐放性製剤を粉砕してしまうと急激な吸収や一過性の血中濃度上昇をもたらし、 過量時の副作用発現と、持続性の消失による治療への悪影響が考えられる。 略語 R:Ret... 続きをみる
-
●用手形成皮膚保護剤 1) 溶解タイプ ブラバステックペースト:CMC, ペクチン, グァーガム 公式的には練状皮膚保護剤に分類。 親水性ポリマーのみなので水様便・消化酵素には弱い。 ↑ストーマ周囲の皺補正に使う ブラバ モルダブルリング:CMC, ゼラチン, ペクチン, HEC, PIB, EV... 続きをみる
-
特長 pHの低下により、液体から半固形状に変化する。 水分量 84mL/100kcal(濃度:1.0kcal/mL) 300kcal、400kcalの2種類のラインナップ 1日3食で900~1200kcalまで対応。 ハイネイーゲル同様、下痢、嘔吐と予防目的。胃酸に反応し半固形化する。 1.0kc... 続きをみる
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
イミペネム(シラスタチン)IPM CS パニペネム(ペタミプロン) PAPM BP メロペネム(メロペン) MEPM 3種あるが大差なし。メロペネムだけ覚えておく。 時間依存性殺菌性超広域抗菌薬抗菌薬 ●メロペネム(メロペン)MEPM 主な抗菌スペクトラム ・MRSAや E. faecium を... 続きをみる
-
-
-
◇Coloplast ●ブラバステックペースト:練状皮膚保護剤 スティック状の皮膚保護剤でアルコールフリー。 6g/本 1本あたり216円。1gあたり36円。 成分:CMC, ペクチン, グァーガム, 柔らかくこねやすい。 形状的に清潔的に扱え、また高齢者でもこねれる程度の固さ。水分吸収量には限... 続きをみる
-
◇Coloplast ●センシュラミオシリーズ 入浴時フィルターシール不要 伸縮性の高い皮膚保護剤を使用しており運動性の高い腹壁への追従がウリ。ガス抜きフィルターも独自のものを使用しており目詰まりしにくバルーニング率も低い。面板全体が柔らかく体動時に腹壁に追従する。 透明フィルムと不透明がある。... 続きをみる
-
◇Hollister ●やわぴたシリーズ 密着性に優れたやわらか凸面。外縁にはテープを採用。コロストーマ用。 フィルムが一番クリアにできており装着時見やすい。 やわぴた :9800円/10枚 3~5日交換(FW) 6mmの柔らかい凸面 フリーカット15~25,15~38,15~55mm プレ... 続きをみる
-
-
◇ビー・ブラウン フレキシマ/プロキシマはCPB系 フレキシマアクティブ 5900円/10枚 平面 1~4日製品 Mini フリーカット ~45mm Midi フリーカット ~50mm プレカット 25,30,35,40 Maxi フリーカット ~65mm フレキシマロールアップ 5... 続きをみる
-
-
◇Dansac ノバはすべてテーパエッジ。 TRE(トレイ)は膨潤タイプ。その他は溶解タイプ。 TREは全品の中で最も水分吸収量が多いらしい。 ノバライフ1TREフィット 9500円/10枚 6mm凸 6日交換 フリーカット15~24,15~34 プレカット25,30,35 ノバライフ... 続きをみる
-
◇コンバテック エスティームはCPB系? エスティームやわらか凸(消化管用) 8500円/10枚 1~5日製品 7mm凸 フリーカット20~30,20~40,20~55mm プレカット30,35 やわらか凸イレオ 7800円/10枚 1~4日製品 7mm凸 フリーカット15~20,15~... 続きをみる
-
◇EakinJapan ●イーキンドットイレオコンベックス 3~5日交換 6mm凸 フリーカット12~40mm 9500円/10枚 フリーカット15~60mm 11900円/10枚 プレカット20,25,27.5,30,35 9500円/10枚 ●イーキンパウチコンベックスドレナブル 2~4日交... 続きをみる
-
マーキングディスク(成人標準体重用:7㎝、肥満者用:7.5㎝、小児用:6㎝) 消化管ストーマの種類と主な造設場所 ・上行結腸ストーマ:右下腹部 ・横行結腸ストーマ:上腹部 ・下行結腸・S状結腸ストーマ:左下腹部 →できれば臍から5cmは離す ・回腸ストーマ:右下腹部 ・ダブルストーマ:結腸ストーマ... 続きをみる
-
GLP-1は消化管ホルモンの一つで食事摂取により小腸下部から分泌されます。GLP-1は血糖依存性のインスリン分泌促進、グルカゴン分泌抑制、食欲抑制、食物の胃からの排出遅延、膵β細胞保護作用などを有しますが、体内ですぐにDPP-4によって分解されてしまいます。 そこで 開発されたの がDPP-4によ... 続きをみる
-
インスリンの追加分泌を補う超速効型あるいは速効型製剤と中間型を組み合わせた製剤。 作用持続時間は15~24時間で、超速効型+中間型には超速効型25%、30%、50%が、速効型+中間型には速効型30%、40%、50%がある。静注は不可。 注射回数を減らせる利点がある。 懸濁操作が必要。(10回転がし... 続きをみる
-
作用発現時間は30分~3時間、最大作用時間は2~12時間、作用持続時間は18~24時間と製剤によって異なる。基礎分泌に替わる働きをもつ。静注は不可。 濃度にゆるやかなピークがある。 懸濁液なので使用前に懸濁させる必要がある。 朝食前30分以内に投与。 ・ノボリンN ・ヒューマリンN
-
作用発現時間は1~2時間、作用持続時間は約24時間である。最大作用時間に明らかなピークはない。中間型と比べてよりスムースに基礎分泌を補うことが可能。静注は不可。 ・トレシーバ 明らかなピークがほとんどない この製品のみ注射時刻を、8時間以内なら前回から変更できる→融通がきく ・レベミル ... 続きをみる
-
速攻型は食事30分前に使用する。速攻型にはRがついている。皮下だけでなく筋肉内注射、静脈内注射、持続静脈内注入に適応あり ・ノボリンR 作用発現時間 約30分 最大作用時間 1~3時間 作用持続時間 約8時間 ・ヒューマリンR 作用発現時間 30分~1時間 最大作用時間 1~3時間 作用持続時間... 続きをみる
-
作用発現時間 10~20分 最大作用時間 1~3時間 持続時間 3~5時間 ・ノボラピッド:食直前 ・フィアスプ:開始2分前or開始後20分以内 ※新薬 ノボラピッドの改良版 ・ヒューマログ:食直前(15分以内) ※後発品 インスリン リスプロ ・ルムジュブ:食事開始時or開始後... 続きをみる
-
-
-
SGLTは、体内でグルコース(ブドウ糖)やナトリウムといった栄養分を細胞内に取り込む役割を担っています。 SGLTの種類はいろいろありますが、SGLT2に限っては、腎臓の近位尿細管という場所に限定的に存在しているのが特徴。近位尿細管でSGLT1とSGLT2は、グルコースを栄養分として細胞内に取り込... 続きをみる
-
①PT プロトロンビン時間 参考値:10~12秒 活性%:80〜130% 外因系凝固活性化機序(Ⅶ・Ⅹ・Ⅴ・Ⅱ・Ⅰ) 血液凝固作用のあるたんぱく質に関連した検査値。 血液凝固因子は、13種類見つかっており、そのほとんどは肝臓で作られる。 PT延長原因:肝不全、DIC、ワーファリン内服 凝固因子... 続きをみる
-
インクレチン(GLP-1,GIP)は、分解酵素であるDPP-4により、体内では半減期2~3分という短い時間で分解されます。インクレチンは膵β細胞からのインスリン分泌を増強する作用を持ちますが、血糖値が下がるとインクレチンを介したインスリンの分泌が停止するため、単剤では低血糖が極めて起きにくいとされ... 続きをみる
-
骨格筋および肝臓におけるインスリン抵抗性を改善し、インスリンの相対的な作用を高めて血糖値を下げる。薬剤自体がインスリンの分泌を促すわけではないので、単独使用で低血糖の危険は少ないという特徴がある。 副作用として肝機能障害、浮腫、心不全、肝障害、体重増加に注意する。 本剤は、尿細管でNaと水の再吸収... 続きをみる
-
SU薬が膵臓に作用するのに対して、ビグアナイド薬は主に肝臓に作用して糖新生を抑制する。食欲を抑制する効果もあり、肥満を伴う2型糖尿病患者の第一選択薬として用いることもある。注意すべき副作用として乳酸アシドーシス挙げられる。 主に➀肝臓の糖新生を抑制し、さらに②末梢組織でのインスリン感受性を改善、③... 続きをみる
-
α-グルコシダーゼ阻害薬の特徴 食べ物に含まれている糖質の分解・消化を妨げることで、食後の血糖値上昇を抑える。 α-GIと糖質が、小腸内で同時に存在しなければ効果がないので、食事を開始する直前に服用する。効果の現れ方が比較的緩やかである。 単独投与では低血糖はほとんどみられないが、併用療法の際には... 続きをみる
-
膵β細胞に働きかけてインスリンの分泌を促進する。作用のメカニズムはSU薬と似ているが、SU薬よりも吸収・分解が速いことが特徴。一般に、服用から約30分後に効果が発現し、約60分後に効果が最大に達し、約4時間後に効果が消失する。 そのため、食事の直前の服薬を遵守する。(食事の30分前の服用で低血糖、... 続きをみる
-
SU薬は経口血糖降下薬の中で最強で、HbA1c低下あたりのコストパフォーマンスは抜群。 膵β細胞に働き、服用後短時間で強力なインスリン分泌刺激作用を示し、インスリン分泌機能が残存する2型糖尿病が適用になる。この機序のため、β細胞が機能しない1型糖尿病には効果がない。 低血糖以外これといった大きな副... 続きをみる
-
グラム陰性球菌 GNC 1.Neisseria.gonorrhea 淋菌 →尿道炎、子宮頸管炎、多関節炎 まれに咽頭炎になる。性感染症として有名 抗菌薬1stCTRX,CTX 2nd AZM 2.Neisseria.meningitis 髄膜炎菌 →髄液からでたら髄膜炎。DIC 副腎不全に至る 抗... 続きをみる
-
-
グラム陽性桿菌(GPR) 1.Corynebacterium.diphtheria ジフテリア →小児咽頭炎の起因菌 抗菌薬1st EM 2nd PCG 2.Listeria monocytogentes リステリア →骨髄炎の起因菌 50歳以上の骨髄炎はリステリアを考慮 抗菌薬 1stABPC ... 続きをみる
-
-
-
降圧剤 Ca拮抗薬(CCB:calcium channel blocker)
血管の平滑筋にあるカルシウムチャネルの機能をき拮抗し、血管拡張作用を示す薬剤 ●ジヒドロピリジン系 高血圧治療の第一選択薬。血管拡張作用、降圧作用が強く、心筋への作用がほとんどない。 ニフェジピン(アダラートなど)やニカルジピン(ペルジピンなど)やアムロジピン(アムロジンやノルバスク)が含まれる分... 続きをみる
-
Bacteria Translocation:BT 腸管内細菌が粘膜バリアーを通過して,体内に移行する状態。 細菌そのものだけではなく腸管内のtoxinの移行により,腸管の粘膜やリンパ節で産生されたサイトカインがSIRS(全身性炎症反応症候群)が引き起こす 原因 免疫不全,絶食による腸粘膜萎縮によ... 続きをみる
-
抗血小板薬(バイアスピリン、クロピドグレル等) 抗凝固薬(ワーファリン、NOAC等) 双方ともに血栓形成を防止する効果がある。血栓には赤色血栓と白色血栓にわけられる。 動脈は血流が速いのでフィブリンを作る凝固因子は流されやすい。動脈の血栓は白色血栓と呼ばれる血小板主体のものになる。血小板の凝集を阻... 続きをみる
-
ワーファリンと比較され、有効性及び安全性が証明されており、ガイドラインでも推奨されている。NOAC間で有効性・安全性を直接比較した文献は今ない。 ワーファリンと違い食事の影響を受けにくい。 ワーファリンほど併用注意薬は多くないがワソラン、アミオダロンなどは注意。 ワーファリンはPT-INRを指標と... 続きをみる
-
-
-
硝酸薬同様にNOの放出によって冠動脈を拡張する。 NTGに比べて血圧しくい、耐性ができにくいなどのメリットがある。 静注は体重が関係ないためγ単位ではない。 血圧が低い場合の不安定な急性冠症候群で用いられる。 ATP感受性Kチャネル開口作用があり、これは臓器保護に働く作用があるためAMI後の心保護... 続きをみる
-
-
-
一硝酸イソソルビドは肝臓での first pass effect を受けないため,作用は ISDN に比べてより長く持続するため内服薬で用いられることが多い。 症状改善には役に立つが予後改善効果は乏しい。 ●二トロールR Cap:20mg 禁忌 重篤な低血圧又は心原性ショックのある患者 閉塞隅角緑... 続きをみる
-
二硝酸イソソルビド(ISDN) 持続時間が長く、降圧作用が弱い。 経口剤としては初回通過効果を受けるため、徐放化や貼付剤として開発され、臨床の場で用いられている。 ●ニトロールスプレー 1.25mg/1噴霧 100噴霧分 下の溝部分まで液体がおりてきたら交換 禁忌 重篤な低血圧(血圧がさがるため安... 続きをみる
-
ニトログリセリン:NTG 持続時間が短く、降圧作用が強いのが特徴。 狭心発作出現時には,ニトログリセリンの舌下服用が最も有効な手段である. ●ミリスロール 注:1mg/2mL、5mg/10mL 25mg/50mL、50mg/100mL 禁忌 閉塞隅角緑内障の患者[眼圧を上昇させるおそれがある。] ... 続きをみる
-
バソプレシン受容体拮抗薬 集合管での水の再吸収を抑え尿量を増やす。経口でありながら強力な作用を示す 低Na血症に対しループ利尿薬は使えない。そんなときに用いられる。 V2受容体選択的なので血管拡張による低血圧は起こさない。この点がハンプとの違いだが、多尿による血圧低下は起こりうる 副作用:脱水、肝... 続きをみる
-
ナトリウム利尿ポリペプチド製剤 体液過剰に対して心房から分泌されるホルモン。腎輸入細動脈を拡張し腎血流量を増加させ尿量を増やす。またレニン・アンギオテンシン系を抑制し利尿を促進。 ラシックスに比べ利尿作用は弱いが心筋保護作用がある。不整脈や電解質異常といった副作用が少ない。血管拡張作用もあるため血... 続きをみる
-
アルドステロン受容体拮抗薬(カリウム保持性利尿薬) アルドステロンはレニン・アンギオテンシン・アルドステロン系の最終産物。腎集合管でのNa再吸収を増やし体液量を増加させる働きがある。この作用をブロックしNa排泄を増やして利尿効果を得る。その際にKを血中内に取り込むためKは保持される。 利尿作用はあ... 続きをみる
-
サイアザイド系利尿薬およびサイアザイド系類似利尿薬 尿細管内に分泌され、遠位尿細管でNaの再吸収を抑制し尿量を増やす。 糸球体でろ過された尿は近位尿細管で60%、ヘンレ係蹄上行脚で30%のNaが再吸収されているため、その後の遠位尿細管での吸収を抑制してもあまり効果がないのでマイルドにしか効かない。... 続きをみる
-
ヘンレ係蹄上行脚でNaの再吸収を阻害作用がある。尿中のNaが増えるため尿量が増加する。副作用:低カリウム血症、高尿酸血症、低K血症性代謝性アルカローシス、耳鳴・難聴などの内耳障害、肝性昏睡 ●フロセミド(ラシックス) ループ利尿薬 ※アルブミンと結合し作用を発揮するため、低アルブミン血漿では作用が... 続きをみる
-
浸透圧利尿薬 血中で水解を受けずに糸球体からほぼ完全に濾過されかつ尿細管での再吸収を受けないために浸透圧利尿を起こす。製剤の浸透圧を利用しているため単独投与が望ましい。 重大な副作用として心不全、急性腎不全、電解質異常(代謝性アシドーシス、高カリウム血症、低ナトリウム血症) マンニトール早く効く、... 続きをみる
-
-
-
-
-
-
リフィーディング症候群とは、慢性的な栄養不良状態が続き高度の低栄養状態にある患者にいきなり十分量の栄養補給を行うことにより発症する一連の代謝合併症の総称。 心不全、不整脈、呼吸不全、意識障害、けいれん発作、四肢麻痺、運動失調、横紋筋融解、尿細管壊死、溶血性貧血、高血糖あるいは低血糖発作、敗血症、肝... 続きをみる
-
腫瘍崩壊症候群は悪性腫瘍の治療時、腫瘍が急速に崩壊するときに生じる。 通常治療開始後 12時間~72 時間以内起きやすい。。 典型的な症状は治療開始 6 時間以内において、高カリウム血症が現れる。 少し遅れて 24~48 時間後にリン、カルシウム、尿酸が変動し、それ以後に血 清クレアチニン値が上昇... 続きをみる
-
赤芽球が成熟して脱核したばかりの幼弱な赤血球。骨髄での赤血球産生の指標。 基準値 網赤血球比率 5~20% 網赤血球数 4~18万/μL 高値:溶血性貧血、出血、貧血からの回復期、骨髄抑制からの回復期 低値:再生不良性貧血、鉄欠乏、VB12・葉酸欠乏、腎不全 網赤血球検査(レチクロ)をすることで骨... 続きをみる
-
①PLT 血小板数 正常値15万~35万 血小板の約1/3は脾臓内に存在し、残りの2/3は血中にある。 寿命は10日ほど。一時止血に重要な役割を果たしている。 減少の原因 産生低下、消費亢進、脾腫によるプール増加、DIC 5万以下では手術はできない。筋肉注射もやめとく。 2万以下では頭蓋内出血... 続きをみる
-
白血球数の大きな変動があった場合、好中球の割合を確認することが大切。 SEG(分葉核球)・・・成熟した好中球。健常な場合は大半はコレ。 BND(桿状核球)、MM(後骨髄球)、MY(骨髄球)・・・幼若な細胞 感染症の初期にはSEGが下がり、骨髄にあるSEGのストックから供給が始まれば上昇する。 体内... 続きをみる
-
RBC、Ht、Hb この3つの値の関係で、貧血の種類を鑑別できる。 この関係を表すのが赤血球恒数(MCV、MCH、MCHC)である。 MCV:平均赤血球容積 赤血球の大きさの平均値。 基準値内であれば正球性、低ければ小球性、高ければ大球性と表現される。 貧血の鑑別には最も重要 基準値:83~100... 続きをみる
-
-
●白血球数 WBC:white blood cell 白血球は、好中球、好酸球、好塩基球、リンパ球、単球に分類される。 基準値:3500〜9000 /μL 高値:各種感染症、血液疾患、アレルギー疾患 20000を超える場合は敗血症、白血病が疑われる 低値:薬剤、放射線治療、重篤な感染症、再生不良性... 続きをみる
-
-
①GLU(血糖) BS:blood sugar、GLU:glucose 基準値:70~110mg/dl 血糖値とは、血中に存在する糖質のことで、通常血液中にはブドウ糖が主成分を占め、ごくわずかにフルクトース、ガラクトースなどが含まれている 高値の原因 糖尿病、甲状腺機能亢進症、クッシング症候群、グ... 続きをみる
-
①AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)、 ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ) 肝臓逸脱酵素。 ・ASTは心筋、肝臓、脳で高濃度で、次いで骨格筋、腎臓に多く含まれる。 ・ALTは肝細胞内にに含まれ細胞破壊がみられれば上昇する。 ASTは肝疾患以外でも上昇するが、ALTは心筋梗塞... 続きをみる
-
①血清尿素窒素 BUN 腎機能の指標 基準値:8~20mg/dl BUN100以上では尿毒症の可能性が高い。 アミノ酸の分解産物であるアンモニアは肝臓で代謝されて尿素生成。 血中に放出された尿素は腎糸球体で濾過され一部尿細管で再吸収されて尿中に排出される。 BUNは血液中の尿素に含まれる窒素量を測... 続きをみる
-
防御因子増強薬 1)セルベックス(テプレノン) 粘膜産生・分泌促進薬 用法用量 細粒1.5gor3カプセルを1日3回に分けて食後に経口投与する。 空腹時に服用は吸収が悪くなる H2ブロッカーと併用で上乗せ効果あり 2)ムコスタ(レバミピド) 粘膜産生・分泌促進薬、PG産生促進 用法・用量 1回10... 続きをみる
-
-
胃薬 Histamine H2-receptor antagonist
H2RA(ヒスタミンH2受容体拮抗薬) 保険適用制限なし。1日2回の服用。 ※高齢者に対する長期使用は認知機能低下のリスクがある。 胃の壁細胞に存在し胃酸分泌を促進するヒスタミンH2受容体を競合的に拮抗する. 効果の発現が速いものの、効果の減弱は早い。 副作用 ヒスタミンH2受容体は心筋等にも存在... 続きをみる
-
PPI プロトンポンプ阻害薬(胃酸分泌抑制薬) 保険適用上日数制限がある。(胃潰瘍で8週間、十二指腸潰瘍で6週間) またピロリ菌検査に影響がでやすすく検査の2~4週間前に休薬が必要。 投与後3日後くらいに最大効果で発現が遅い。女性化乳房などの副作用あり。 消化性潰瘍の第一選択薬。作用時間が24時間... 続きをみる
-
XELOX[ゼロックス] カペシタビン+オキサリプラチン療法 適応 進行・再発大腸癌、胃がん 21日(3週)1クール 術後補助化学療法の場合は8コース 催吐性中等度 スケジュール 2時間30分 ●グラニセトロン(カイトリル) 1mg/30分 5-HT3受容体拮抗型制吐剤 用法・用量 本剤を静注す... 続きをみる
-
-
FOLFIRINOX[フォルフィリノックス] (レボホリナート+フルオウラシル+イリノテカン+オキサリプラチン) 適応 進行・再発膵癌 14日(2週)毎 催吐性リスク高度 スケジュール 4時間50分+5-FU ●アプレピタント(イメンド) 選択的NK1受容体拮抗剤 1日目:125mg 2・3日... 続きをみる
-
GEM+nab-PTX[ジェム・ナブ・パク] (ゲムシタビン+アルブミン懸濁型パクリタキセル)療法 適応 膵癌の標準的療法 週1回の点滴を3週連続施行,4週目は休薬 28日4週 催吐性中等度 脱毛リスク50% スケジュール 1時間30分 ●グラニセトロン(カイトリル) 1mg/30分 5-HT3... 続きをみる
-
GEM[ジェム] ゲムシタビン療法 適応 進行膵癌、胆道癌、抗癌薬治療後に増悪した卵巣がん、進行非小細胞肺がん、再発乳がん、難治性悪性リンパ腫 週1回の点滴を3週連続し、4週目は休み。28日4週を1コースとする 乳癌の場合のみ週1回点滴を2週施工、1週休み。21日3週を1コースとする 催吐リスク... 続きをみる
-
-
大腸刺激性下剤 腸粘膜を刺激して蠕動運動を亢進させることによって排便を促すもの。塩類下剤だけでは排便コントロールが困難な場合などに併用する。 センノシドやセンナを長期に使用することで大腸壁に色素が沈着、肥大化し大腸の動きが悪くなり、便秘症状が悪化したり緩下剤への反応性が低下する。 内視鏡検査で大腸... 続きをみる
-
FOLFIRI±Cmab/Pmab(フォルフィリ±セツキシマブ/パニツムマブ)療法 適応 大腸がんの標準的療法。14日(2週) Cmab/PmabはKRAS遺伝子野生型の患者に投与。 ※KRAS遺伝子とは:がん細胞の増殖をコントロールしている遺伝子のこと。KRAS遺伝子が野生型の場合に抗EGFR抗... 続きをみる
-
Mode A/C、SIMV(Drager社はトリガーウィンドウ5秒)、BIPAP、CPAP 設定値 物理画面 Vt(mL):tidal volume 一回換気量 6~8ml/kg(ARDS ) 8~12ml/kg(一般)例:500ml Tinsp(s) 吸気時間 1s? f(bmp) 設定換気回数... 続きをみる
-
-
-
-
-
Cape+CDDP+T-mab療法(カペシタビン+シスプラチン+トラスツズマブ療法) 胃がんに用いられる標準的治療。 21日(3週)ごとの治療で2~3か月に1回CT等を撮影し、効果があれば続ける 催吐性リスク 高度 脱毛リスク 24% 治療スケジュール 1コース目12時間 2コース目11時間 ●... 続きをみる
-
mFOLFOX6±BV[エムフォルフォックスシックスベバシズマブ]療法 レボホリナート+オキサリプラチン+フルオラシル±ベバシズマブ療法 大腸がん術後の4~6週間以内に投与 14日(2週)ごとに12コース 再発・転移の場合は2週間ごとに治療の効果がある間続ける。 催吐性リスク中等度 治療スケジ... 続きをみる
-
SOX[ソックス]療法(S-1+オキサリプラチン療法) 胃がん・大腸がん再発時に用いられる 21日(3週)を1コースとして効果が続いている間施行さえる。 1日目の夜から15日目の朝までS-1を14日間内服する 催吐性リスク 中等度 スケジュール 約2時間30分 ●グラニセトロン(カイトリル) 5-... 続きをみる
-
S-1療法(テーガフル・ギメラシル・オテラシルカリウム療法) 主に胃がん術後の治療、そのほかに結腸癌、直腸癌、手術不能または再発乳がん、膵がん、胆道がん、頭頸部がん、非小細胞肺がんに用いられる。 42日(6週)毎に治療。28日間内服・14日間休薬を1コースとして繰り返し1年間続ける。 ※14日内服... 続きをみる
-
副作用はNSAIDsにくらべ少ないが、抗炎症作用はない。肝機能異常に注意。 NSAIDsに起因する「アスピリン喘息」罹患者への投与は禁忌である。 ●カロナール錠 1回300〜1000mgを経口投与し,投与間隔は4〜6時間以上とする。なお,年齢,症状により適宜増減するが,1日総量として4000mgを... 続きをみる
-
副作用:胃潰瘍、腎障害(初期症状として下肢浮腫)、喘息、肝機能障害、凝固異常 併用注意:抗凝固薬の作用増強、ARB・ACEの作用減弱 ニューキロノン抗菌薬併用でけいれん、SU薬 作用増強 ※成人の喘息のうち10%がアスピリン喘息といわれている。NSAIDs内服後1時間ほど経ってから症状が現れる。 ... 続きをみる
-
-
-
-
モルヒネの類似物。腎機能低下患者で使用可能。低用量から開始できる。 オキファスト®注やフェンタニル®注より薬物相互作用が少ない 皮下注で高用量のオピオイドが使用できる レスキューで唯一の錠剤。 ベースが1日1回服用で可能。 ●ナルベイン注 2mg、20mg ●ナルサス 2mg(最少用量)、4mg、... 続きをみる