escalation戦略と de-escalation 戦略 escalation戦略とは、軽症の感染症などにおいて、原因菌を可能な限り絞り込み、狭域スペクトルの抗菌薬で治療を開始し、病態が悪化した場合にはスペクトルを広げる戦略である。 de-escalation戦略とは、重症の感染症などにおいて... 続きをみる
ICT関連のブログ記事
ICT関連(ムラゴンブログ全体)-
-
-
眼 症状:涙が出る、目やに、充血など 疾患:眼感染症 細菌:緑膿菌 鼻咽頭 症状:鼻づまり、咳や痰、喉の痛みなど 疾患:副鼻腔炎、咽頭炎、扁桃周囲膿瘍 細菌:黄色ブドウ球菌、肺炎球菌、A郡連鎖球菌、嫌気性菌 肺 症状:高熱、胸の痛み、激しい咳、息切れ、胸部×線検査で白い影 疾患:肺炎、誤嚥性肺炎、... 続きをみる
-
●00抗菌薬適正使用マニュアル表紙.indd https://www.khosp.or.jp/files/pdf/document/koukinyaku-manual.pdf ○抗菌薬の知識 ・βラクタマーゼと耐性菌 ・抗菌薬臓器移行性 ・抗菌薬と金属カチオン ・抗菌剤 透析性 ・抗菌薬インター... 続きをみる
-
-
βラクタマーゼ ●ペニシリナーゼ 産生する菌はペニシリン系及び第1、第2世代セファロスポリン等を分解する。 治療:セファマイシン系(CMZ)、第3世代セファロスポリン及びカルバペネム系抗菌薬。 ●ESBL:基質拡張型ベータラクタマーゼ産生菌 ペニシリナーゼが進化してペニシリン系、セフェム系を分解す... 続きをみる
-
一部の抗菌薬と金属カチオン製剤の同時服用により、キレート形成を来し薬剤吸収が低下してしまう。下記一部抗菌薬の例。 例:AUC40%→薬剤吸収が6割に減少。 ミノサイクリン塩酸塩はCaでAUC27%になるため朝牛乳と一緒に内服すると吸収が約3割下がる。 下記金属カチオン系薬剤例。 対策 ➀先に金属カ... 続きをみる
-
●セフォペラゾン/スルバクタム(セフォン) CPZ/SBT 第3世代セフェム系抗菌薬とβラクタマーゼ阻害薬の配合剤 排泄経路 腎…SBT約90% CPZ約25% セフォペラゾンは第三世代セフェム系であるが、ペニシリナーゼおよびセファロスポリナーゼに不安定である、そのためβラクタマーゼ(スルバクタ... 続きをみる
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
イミペネム(シラスタチン)IPM CS パニペネム(ペタミプロン) PAPM BP メロペネム(メロペン) MEPM 3種あるが大差なし。メロペネムだけ覚えておく。 時間依存性殺菌性超広域抗菌薬抗菌薬 ●メロペネム(メロペン)MEPM 主な抗菌スペクトラム ・MRSAや E. faecium を... 続きをみる
-
-
-
-
グラム陰性球菌 GNC 1.Neisseria.gonorrhea 淋菌 →尿道炎、子宮頸管炎、多関節炎 まれに咽頭炎になる。性感染症として有名 抗菌薬1stCTRX,CTX 2nd AZM 2.Neisseria.meningitis 髄膜炎菌 →髄液からでたら髄膜炎。DIC 副腎不全に至る 抗... 続きをみる
-
グラム陽性桿菌(GPR) 1.Corynebacterium.diphtheria ジフテリア →小児咽頭炎の起因菌 抗菌薬1st EM 2nd PCG 2.Listeria monocytogentes リステリア →骨髄炎の起因菌 50歳以上の骨髄炎はリステリアを考慮 抗菌薬 1stABPC ... 続きをみる
-
Bacteria Translocation:BT 腸管内細菌が粘膜バリアーを通過して,体内に移行する状態。 細菌そのものだけではなく腸管内のtoxinの移行により,腸管の粘膜やリンパ節で産生されたサイトカインがSIRS(全身性炎症反応症候群)が引き起こす 原因 免疫不全,絶食による腸粘膜萎縮によ... 続きをみる
-
-