ワーファリンと比較され、有効性及び安全性が証明されており、ガイドラインでも推奨されている。NOAC間で有効性・安全性を直接比較した文献は今ない。
ワーファリンと違い食事の影響を受けにくい。
ワーファリンほど併用注意薬は多くないがワソラン、アミオダロンなどは注意。
ワーファリンはPT-INRを指標とできるがNOACは指標とできる検査項目がないため臨床症状の観察が必要。
ワーファリンには中和薬があるがNOACには今のところない。
NOACは腎機能障害でい使用しにくいがワーファリンは腎機能障害でも使用可能

新規経口抗凝固薬(NOAC：novel oral anticoagulants)[ノアック)
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非ビタミン阻害経口抗凝固薬(NOAC：non-vitamin K antagonist oral anticoagulants)
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直接傾向凝固薬(DOAC：direct oral anticoagulants)と呼び名が変わってきた。

日本ではプラザキサ、リクシアナ、イグザレルト、エリキュースがある

適応
プラザキサ(直接トロンビン阻害薬)
1)非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制
特徴：胃腸障害、胸やけ、ディスペプシアなどの副作用

リクシアナ(直接第Xa因子阻害薬)
1)非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制
2)深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症の治療及び再発抑制
3)膝関節全置換術、股関節全置換術、股関節骨折手術施行患者における静脈血栓塞
栓症の発症抑制
特徴：NOACで唯一併用禁忌薬剤無し。

イグザレルト(直接第Xa因子阻害薬)
1)非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制
2)深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症の治療及び再発抑制
特徴：肝障害での禁忌、1日1回の服用。

エリキュース(直接第Xa因子阻害薬)
1)非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制
2)深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症の治療及び再発抑制
特徴：この薬は減量する基準が非常に明確のため副作用が発現しにくい。