糖尿病関連のブログ記事

糖尿病関連(ムラゴンブログ全体)
  • インクレチン製剤 GLP-1受容体作動薬

    GLP-1は消化管ホルモンの一つで食事摂取により小腸下部から分泌されます。GLP-1は血糖依存性のインスリン分泌促進、グルカゴン分泌抑制、食欲抑制、食物の胃からの排出遅延、膵β細胞保護作用などを有しますが、体内ですぐにDPP-4によって分解されてしまいます。 そこで 開発されたの がDPP-4によ... 続きをみる

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  • インスリン製剤 混合型

    インスリンの追加分泌を補う超速効型あるいは速効型製剤と中間型を組み合わせた製剤。 作用持続時間は15~24時間で、超速効型+中間型には超速効型25%、30%、50%が、速効型+中間型には速効型30%、40%、50%がある。静注は不可。 注射回数を減らせる利点がある。 懸濁操作が必要。(10回転がし... 続きをみる

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  • インスリン製剤 中間型

    作用発現時間は30分~3時間、最大作用時間は2~12時間、作用持続時間は18~24時間と製剤によって異なる。基礎分泌に替わる働きをもつ。静注は不可。 濃度にゆるやかなピークがある。 懸濁液なので使用前に懸濁させる必要がある。 朝食前30分以内に投与。 ・ノボリンN ・ヒューマリンN

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  • インスリン製剤 持続型

     作用発現時間は1~2時間、作用持続時間は約24時間である。最大作用時間に明らかなピークはない。中間型と比べてよりスムースに基礎分泌を補うことが可能。静注は不可。 ・トレシーバ    明らかなピークがほとんどない  この製品のみ注射時刻を、8時間以内なら前回から変更できる→融通がきく ・レベミル ... 続きをみる

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  • インスリン製剤 速攻型

    速攻型は食事30分前に使用する。速攻型にはRがついている。皮下だけでなく筋肉内注射、静脈内注射、持続静脈内注入に適応あり ・ノボリンR 作用発現時間 約30分 最大作用時間 1~3時間 作用持続時間 約8時間  ・ヒューマリンR 作用発現時間 30分~1時間 最大作用時間 1~3時間 作用持続時間... 続きをみる

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  • インスリン製剤 超速攻型

    作用発現時間  10~20分 最大作用時間  1~3時間 持続時間   3~5時間 ・ノボラピッド:食直前 ・フィアスプ:開始2分前or開始後20分以内  ※新薬 ノボラピッドの改良版 ・ヒューマログ:食直前(15分以内)  ※後発品 インスリン リスプロ    ・ルムジュブ:食事開始時or開始後... 続きをみる

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  • 血糖下降薬 まとめ

    ●経口血糖下降薬 ➀スルホニル尿素薬(SU薬) (例:グリメピリド:アマリール) インスリン分泌刺激作用あり 低血糖に注意 ②グリニド系 (例:シュアポスト、○○グリニド) SU薬と同様の作用機序。従来のSU薬との併用無意味。 必ず食直前に内服する。低血糖に注意 ③α-グルコシダーゼ阻害薬(α-G... 続きをみる

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  • 経口血糖降下薬 SGLT2阻害薬

    SGLTは、体内でグルコース(ブドウ糖)やナトリウムといった栄養分を細胞内に取り込む役割を担っています。 SGLTの種類はいろいろありますが、SGLT2に限っては、腎臓の近位尿細管という場所に限定的に存在しているのが特徴。近位尿細管でSGLT1とSGLT2は、グルコースを栄養分として細胞内に取り込... 続きをみる

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  • 経口血糖降下薬 DPP-4阻害薬

    インクレチン(GLP-1,GIP)は、分解酵素であるDPP-4により、体内では半減期2~3分という短い時間で分解されます。インクレチンは膵β細胞からのインスリン分泌を増強する作用を持ちますが、血糖値が下がるとインクレチンを介したインスリンの分泌が停止するため、単剤では低血糖が極めて起きにくいとされ... 続きをみる

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  • 経口血糖降下薬 チアゾリジン薬(TZD)

    骨格筋および肝臓におけるインスリン抵抗性を改善し、インスリンの相対的な作用を高めて血糖値を下げる。薬剤自体がインスリンの分泌を促すわけではないので、単独使用で低血糖の危険は少ないという特徴がある。 副作用として肝機能障害、浮腫、心不全、肝障害、体重増加に注意する。 本剤は、尿細管でNaと水の再吸収... 続きをみる

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  • 経口血糖降下薬 ビグアナイド薬(BG薬)

    SU薬が膵臓に作用するのに対して、ビグアナイド薬は主に肝臓に作用して糖新生を抑制する。食欲を抑制する効果もあり、肥満を伴う2型糖尿病患者の第一選択薬として用いることもある。注意すべき副作用として乳酸アシドーシス挙げられる。 主に➀肝臓の糖新生を抑制し、さらに②末梢組織でのインスリン感受性を改善、③... 続きをみる

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  • 経口血糖降下薬 α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)

    α-グルコシダーゼ阻害薬の特徴 食べ物に含まれている糖質の分解・消化を妨げることで、食後の血糖値上昇を抑える。 α-GIと糖質が、小腸内で同時に存在しなければ効果がないので、食事を開始する直前に服用する。効果の現れ方が比較的緩やかである。 単独投与では低血糖はほとんどみられないが、併用療法の際には... 続きをみる

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  • 経口血糖降下薬 グリニド系

    膵β細胞に働きかけてインスリンの分泌を促進する。作用のメカニズムはSU薬と似ているが、SU薬よりも吸収・分解が速いことが特徴。一般に、服用から約30分後に効果が発現し、約60分後に効果が最大に達し、約4時間後に効果が消失する。 そのため、食事の直前の服薬を遵守する。(食事の30分前の服用で低血糖、... 続きをみる

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  • 経口血糖降下薬 スルホニル尿素薬(SU薬)

    SU薬は経口血糖降下薬の中で最強で、HbA1c低下あたりのコストパフォーマンスは抜群。 膵β細胞に働き、服用後短時間で強力なインスリン分泌刺激作用を示し、インスリン分泌機能が残存する2型糖尿病が適用になる。この機序のため、β細胞が機能しない1型糖尿病には効果がない。 低血糖以外これといった大きな副... 続きをみる

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