抗癌剤関連のブログ記事
抗癌剤関連(ムラゴンブログ全体)-
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腫瘍崩壊症候群は悪性腫瘍の治療時、腫瘍が急速に崩壊するときに生じる。 通常治療開始後 12時間~72 時間以内起きやすい。。 典型的な症状は治療開始 6 時間以内において、高カリウム血症が現れる。 少し遅れて 24~48 時間後にリン、カルシウム、尿酸が変動し、それ以後に血 清クレアチニン値が上昇... 続きをみる
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XELOX[ゼロックス] カペシタビン+オキサリプラチン療法 適応 進行・再発大腸癌、胃がん 21日(3週)1クール 術後補助化学療法の場合は8コース 催吐性中等度 スケジュール 2時間30分 ●グラニセトロン(カイトリル) 1mg/30分 5-HT3受容体拮抗型制吐剤 用法・用量 本剤を静注す... 続きをみる
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FOLFIRINOX[フォルフィリノックス] (レボホリナート+フルオウラシル+イリノテカン+オキサリプラチン) 適応 進行・再発膵癌 14日(2週)毎 催吐性リスク高度 スケジュール 4時間50分+5-FU ●アプレピタント(イメンド) 選択的NK1受容体拮抗剤 1日目:125mg 2・3日... 続きをみる
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GEM+nab-PTX[ジェム・ナブ・パク] (ゲムシタビン+アルブミン懸濁型パクリタキセル)療法 適応 膵癌の標準的療法 週1回の点滴を3週連続施行,4週目は休薬 28日4週 催吐性中等度 脱毛リスク50% スケジュール 1時間30分 ●グラニセトロン(カイトリル) 1mg/30分 5-HT3... 続きをみる
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GEM[ジェム] ゲムシタビン療法 適応 進行膵癌、胆道癌、抗癌薬治療後に増悪した卵巣がん、進行非小細胞肺がん、再発乳がん、難治性悪性リンパ腫 週1回の点滴を3週連続し、4週目は休み。28日4週を1コースとする 乳癌の場合のみ週1回点滴を2週施工、1週休み。21日3週を1コースとする 催吐リスク... 続きをみる
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FOLFIRI±Cmab/Pmab(フォルフィリ±セツキシマブ/パニツムマブ)療法 適応 大腸がんの標準的療法。14日(2週) Cmab/PmabはKRAS遺伝子野生型の患者に投与。 ※KRAS遺伝子とは:がん細胞の増殖をコントロールしている遺伝子のこと。KRAS遺伝子が野生型の場合に抗EGFR抗... 続きをみる
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Cape+CDDP+T-mab療法(カペシタビン+シスプラチン+トラスツズマブ療法) 胃がんに用いられる標準的治療。 21日(3週)ごとの治療で2~3か月に1回CT等を撮影し、効果があれば続ける 催吐性リスク 高度 脱毛リスク 24% 治療スケジュール 1コース目12時間 2コース目11時間 ●... 続きをみる
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mFOLFOX6±BV[エムフォルフォックスシックスベバシズマブ]療法 レボホリナート+オキサリプラチン+フルオラシル±ベバシズマブ療法 大腸がん術後の4~6週間以内に投与 14日(2週)ごとに12コース 再発・転移の場合は2週間ごとに治療の効果がある間続ける。 催吐性リスク中等度 治療スケジ... 続きをみる
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SOX[ソックス]療法(S-1+オキサリプラチン療法) 胃がん・大腸がん再発時に用いられる 21日(3週)を1コースとして効果が続いている間施行さえる。 1日目の夜から15日目の朝までS-1を14日間内服する 催吐性リスク 中等度 スケジュール 約2時間30分 ●グラニセトロン(カイトリル) 5-... 続きをみる
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S-1療法(テーガフル・ギメラシル・オテラシルカリウム療法) 主に胃がん術後の治療、そのほかに結腸癌、直腸癌、手術不能または再発乳がん、膵がん、胆道がん、頭頸部がん、非小細胞肺がんに用いられる。 42日(6週)毎に治療。28日間内服・14日間休薬を1コースとして繰り返し1年間続ける。 ※14日内服... 続きをみる