SPP

SPP(Skin Perfusion Pressure:皮膚灌流圧測定)
毛細血管に血流がどの程度あるかを調べる検査です。


動脈硬化が進行し末梢動脈疾患により安静時にも疼痛がある方、潰瘍・壊死がある方の有益な検査です。血管内狭窄および閉塞が原因の重症下肢虚血(CLI)の重症度評価、下肢カテーテル治療・バイパス術後の経過観察、難治性潰瘍の治療予測、四肢切断レベルの判定に用いられます。


正常値は80mmHg前後で、50mmHg以下の場合PADが疑われます。
さらに40mmHg以下では、傷が完治するのが困難といわれています。