非オピオイド アセトアミノフェン

副作用はNSAIDsにくらべ少ないが、抗炎症作用はない。肝機能異常に注意。
NSAIDsに起因する「アスピリン喘息」罹患者への投与は禁忌である。
●カロナール錠

1回300〜1000mgを経口投与し,投与間隔は4〜6時間以上とする。なお,年齢,症状により適宜増減するが,1日総量として4000mgを限度とする


●アセリオ

1回300~1000mgを15分かけて静脈内投与し,投与間隔は4~6時間以上とする1日総量として4000mgを限度とする.
ただし,体重50kg未満の成人には体重1kgあたり1回15mg/kgを上限として静脈内投与し,投与間隔は4~6時間以上とする.1日総量として60mg/kgを限度とする.
例:50kgなら1日3000mg。1回75mg。


成人における発熱への適応
1回300〜500mgを15分かけて静脈内投与し,投与間隔は4〜6時間以上とする.原則として1日2回までとし,1日最大1500mgを限度とする.