2020年11月のブログ記事

  • 周手術期関連:まとめ

    作成中… ・術前管理 術前管理 術前中止薬 予防接種(ワクチン)と手術について ・術後合併症一覧 脳神経系 呼吸器系 循環器系 消化器系( 腹腔内系 腎臓系 下肢 その他 ・術式別合併症一覧 腹腔鏡下 開腹手術 胸腔鏡下 開胸手術 ・疾患別術後合併症呼吸器外科 胃手術後 小腸手術後(回腸導管造設術... 続きをみる

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  • AIUEOTIPS

    意識障害を起こした患者さんを判断する場合の鑑別診断法。 意識障害発見時の行動 ➀JCS/GCS評価、痙攣有無確認でてんかん否定(※無症候性てんかん否定できない) ②VS測定→低酸素血症否定(※CO2貯留否定できない)、低/高体温否定、ショック否定 ③BS測定→Insulin否定  ④身体初見(アン... 続きをみる

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  • 周手術期関連:術後合併症 呼吸器系

    ➀挿管操作による合併症 (歯の破折・脱落防止、咽頭痛、嗄声、反回神経麻痺、喉頭浮腫) ・気管にチューブを入れる操作により、歯や義歯が損傷することがある。 術前から口腔外科医にて診察。必要あればマウスピースを作成し予防する。 ・気管にチューブを入れると声帯に傷がつき、術後に咽頭痛やかすれ声になること... 続きをみる

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  • 周手術期関連:術後合併症 消化器系

    ➀PONV(postoperative nausea and vomiting) 術直後~数時間に生じる嘔吐・嘔気。 有効な治療法も少ない。リスクが高い場合には予防を考慮するが、 嘔気には多彩な原因が関与しているため単一の対策では無効なことが多い。 PONVのリスクファクターは下記。 ・若い ・女... 続きをみる

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  • 周手術期関連:術後合併症 その他

    ➀術後せん妄 手術の後に生じるせん妄を術後せん妄と言う。認知症違い可逆性かつ一過性のものである。 診断基準 A.意識状態がやや悪くなっており、集中することができない。 B.記憶や見当識、言語に障害が認められる。 C.数時間から数日の間に出現し、1日のうちでも症状に変動が認められる。 D.病歴や身体... 続きをみる

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  • 皮膚病変所見

    ●原発疹 ・紅斑 erythema) 皮膚があかくなっていればとりあえず紅斑と表現してよい。紫斑との鑑別のため指で圧迫し、色が消退することを確認する。紅斑は真皮の血管拡張によってもたらされる色調変化であるが➀炎症性のものと②非炎症性のものがある。 ・紫斑 purpura 真皮の血管破綻により血球成... 続きをみる

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  • 抗コリン薬について

    抗コリン薬とは、アセチルコリンがアセチルコリン受容体に結合するのを阻害する薬物のことである。また副作用として抗コリン作用が生じる薬剤もある。 投与禁忌の疾患 ・閉塞隅角緑内障→眼圧が上昇する。 ・前立腺肥大によって排尿障害のある場合→尿閉となってしまう ・重症筋無力症→筋緊張が低下する ・麻痺性イ... 続きをみる

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  • 抗菌薬・細菌 記事まとめ

    ●00抗菌薬適正使用マニュアル表紙.indd https://www.khosp.or.jp/files/pdf/document/koukinyaku-manual.pdf ○抗菌薬の知識 ・βラクタマーゼと耐性菌  ・抗菌薬臓器移行性 ・抗菌薬と金属カチオン ・抗菌剤 透析性 ・抗菌薬インター... 続きをみる

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  • アンチバイオグラム

    ○アンチバイオグラムとは 微生物の薬剤感性率は、地域ごとあるいは施設や患者背景ごとに異なることが多いためそれぞれをモニタリングする必要がある。 アンチバイオグラム(抗菌薬感受性率表)は、ある施設、ある一定期間において分離された微生物の各種抗菌薬への感性率(%S, percent susceptib... 続きをみる

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