採血検査 感染症関連

①CRP C-リアクディブ・プロテイン
基準値:0.5 mg/dL未満


感染や組織損傷・傷害に対する免疫反応が起こると、肝臓での合成が促進し血漿濃度が上昇する炎症発症後、6時間以上でないと上昇しない。48時間かけて上昇し、19時間かけて減少する。



②PCT プロカルシトニン
基準値:0.5 ng/mL 以下


カルシトニンの前駆蛋白として甲状腺のC細胞で生産される。
好中球の上昇を反映
2.0以上で重症感染症。


③WBC 白血球数
基準値:3300〜8600 /μL


感染・血液疾患にて増減を示す。数と原因、重症度は必ずしも一致しない。細菌感染では通常CRPより早期に反応を認める。単体では原因鑑別ができないため、異常値があれば白血球分類・好中球分類を確認する。