血液検査 心臓関連酵素

①トロポ二ン
カットオフ値:0.100ng/ml
rise and fallするのは改善したわけではなく、虚血を示唆する所見。
梗塞、壊死では大きく上がってゆっくり減少。
小さな虚血では小さく上がってすぐ減少。



②BNP 脳性ナトリウム利尿ペプチド
基準値:18.4pg/mL未満
心臓に負荷がかかると放出されるホルモンで心保護作用がある。


400pg/ml以上:心原性心不全
100〜400pg/ml:急性憎悪のない左室機能不全や肺梗塞、非心原性心不全
100pg/ml未満:心不全なし




③CK(CPK) クレアチンフォスフォキナーゼ
基準値:9〜248 U/L
骨格筋や心筋などの筋肉細胞のエネルギー代謝に重要な役割を果たす酵素の一種。   CPKは、骨格筋のや心筋のほか、平滑筋などに含まれる。             血清CPK濃度の測定は、筋肉や脳などの組織細胞障害があるかどうかを判断するうえで役立ちます。