血液検査 Cl
●血清クロール Cl
正常値:98~108mEa/L
重要な陰イオンで、細胞外液の約70%を占める。ナトリウムやカリウムと同様に、浸透圧の維持や酸塩基平衡の調節をつかさどっている。
Cl:Na濃度の比は1:1.4。この比がずれているようであれば酸塩基平衡異常が生じている。
高値
呼吸性アルカローシス
代謝性アシドーシス(下痢、尿細管性アシドーシス)
→下痢でHCO3-が消費すると代償的に血清Clが上昇。
低値
代謝性アルカローシス(嘔吐、抗利尿ホルモン分泌異常症候群、原発性アルドステロン症)
呼吸性アシドーシス
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