創傷被覆材
◇ポリウレタンフォームドレッシング
・商品例
●ハイドロサイト
●ハイドロサイトAg(抗菌作用+)
●ハイドロサイトジェントル(優しい外縁固定テープ付き)
・特徴
自重の25倍、ハイドロコロイドドレッシングの約4倍の吸水性
最上部のポリウレタンフィルム層は余分な水分を蒸発させる
浸出液で崩壊しない ph緩衝作用・静菌作用なし
・注意点
感染がなく浸出液の多い創部に使用
肉芽増殖期に移行している創部に使用
最長7日まで
◇ハイドロコロイドドレッシング
・商品例
●ディオアクティブ
●ディオアクティブET 真皮に至る層 (傷パワーパッド的な感じ)
●ディオアクティブCGF 皮下組織に至る創(ゲルが創部に残りにくい)
ETよりCGFのほうが吸水量が多い。
●カラヤ ハイドロコロイドの中では吸水性乏しい
・特徴
浸出液を吸水してゲル化、湿潤環境を保つ
血管新生促進、防水性
フィブリン、・壊死組織溶解作用
・注意点
肉芽増殖期、上皮形成期に使用
ゲルが横からもれる前に交換、最長7日
創より3cm以上大きくカットする
・使用例
褥瘡の創面保護、瘻孔周囲の皮膚反故、皮膚の糜爛、潰瘍部の治療
外側が防水作用があり仙骨褥瘡など失禁で汚染されない
◇ハイドロファイバードレッシング
・商品例
●アクアセル 自重の25倍の水分を吸収しゲル化、固着性作用はない
●アクアセルAg 抗菌作用付き
・注意点
皮下組織に至る深さの創部が適応
感染していない創部に使用
肉芽増殖期に移行している創部で浸出液の多いもの
ゲル化する歳にちぢむ傾向があるためやや大きめにカットする
◇ハイドロジェルドレッシング
・商品例
○グラニュゲル
○イントラサイトジェル
・特徴
創部に湿潤環境を形成
ゼリータイプは浸出液の保持、壊死組織の除去作用があり創洗浄化を目的に使用
皮膚への固着性なし
透明で貼付部の観察可能
・注意点
90%移乗が水で吸水性乏しい
周囲を浸軟させる
◇アルギン酸塩ドレッシング
・商品例
●カルトスタット
・特徴
浸出液と接触するとゲル化 ゲル化するため剥離刺激は少ない
強力な止血作用
・注意点
粘着性、固着性がない、多量の浸出液で崩壊
ドレッシング剤をポケットにいれるととれなくなる
◇ハイドロポリマー
・商品例
●ティエール
・特徴
創傷被覆材でもっとも吸水性があり、吸水後膨潤する。ph緩衝作用・静菌作用なし
◇その他
●メピテルワン・・・創部に直接つける。剥離時の皮膚障害を予防する。
●メロリン・・・自重の10倍の吸水性のある新たなガーゼ
●エスアイエイド・・・固着性のあるガーゼ。剥離時の刺激は少ない。
●マモロール 厚さ5mmのポリウレタンフォーム 創部にはつかえなさそう MDRPU予防
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。