皮膚保護剤

短期製品 
CPB系 CPFB系 ポリマープレインド系
KPB系 カラヤ系


中期用
KPB 
KPBS
CPB 
CPBS 
CPBH


長期 SISを配合することで長期装着が可能に
CPBS



親水性ポリマー:水になじみ、水を吸収するため、貼付部位の汗やの排泄物(水分)を吸収する
疎水性ポリマー:水になじまず、水をはじくため、吸水後の耐久性があり、皮膚保護剤の形状を維持する


K,CMC,SIS区別
粘着力 SIS<CMC>K
緩衝/静菌作用 K>CMC>SIS




親水性ポリマー
P:ペクチン
柑橘類、りんご等由来の多糖類で水分を吸収するとゲル化。緩衝作用、静菌作用に優れる


K:カヤラ
保水性、吸着性に優れる。緩衝作用、静菌作用あり。


C:CMCカルボキシメチルセルロース
 高い粘稠度と粘着力を持ち、水分を吸収するとゲル化する植物由来の多糖類


G:ゼラチン
冷水には膨潤し、加温すると溶けてゾル化し、冷却するとゲル化する


F:コットンファイバー
V:カルボキシビニルポリマー
A:ポリアクリル酸ナトリウム


H:HEC ヒドロキシエチルセルロース  
粘着剤。


グァーガム
CMCと同じように増粘剤、ハイドロコロイドを形成剤として使用する。


キサンタンガム
グァーガムやCMCと同様。



疎水性ポリマー
PIB:ポリイソブチレン(B) 粘性の高い半固体状の合成樹脂、熱可塑性で流動性を持つ
自ら粘着性があり、皮膚保護剤の基盤をつくる
皮膚の皮溝に流れ込み、密着を確保する(初期粘着を司る)
汗などを吸うと形がくずれてしまう。剥離刺激が少ない。


EVA:エチレン・酢酸・ビニル・コポリマー(E)


SIS:スチレン・イソブレン・スチレン(S) 常温でゴム弾性体であり、物理的な強度を持ち、長期貼付時の形崩れを防ぐ(糊残りがない)
単体では粘着性がない。耐水性があり、排泄物や汗を吸って膨潤
f:疎水性ファイバー
h:水素添加SBR(スチレン・ブタジエンゴム)
m:ポリブテンおよび脂肪族炭化水素混合物
HS:水素添加スチレン