迅速導入気管挿管 RSI

RSIとは、
気管挿管に関連した有害事象を最小限にするもの。挿管前の事前の薬剤投与により嘔吐を予防し気管挿管を行う。


RSIの手順
・救急カート、薬剤の準備
・酸素投与 3分程度
・挿管開始3分前 鎮痛剤投与
・挿管開始30秒前 鎮静薬・筋弛緩薬投与
・挿管
・挿入後管理


鎮痛剤:挿管痛み刺激による交感神経活性→咳嗽・咽頭攣縮予防
・フェンタニル


鎮静剤:苦痛除去
・ミタゾラム(RSIの標準薬、血行動態への影響が少ない)


筋弛緩薬 挿管のスムーズ化
・エスラックス (拮抗薬はブリディオン)