PIPC

ピペラシリン(ペントシリン)PIPC
ABPC+抗緑膿菌作用。
ただしペニシリナーゼ産生菌には使用できない。


主な抗菌スペクトラム
・E. faecalis やレンサ球菌属(ただし抗菌作用は必ずしも強くない)
・緑膿菌、アシネトバクター
・腸内細菌科のうち、Enterobacter、Citrobacter、Serratia


主な適応
・緑膿菌やアシネトバクター感染症で、感受性を確認した後の標的治療


投与方法
4g 6時間毎。
40kg未満の患者では100mg/kg 6時間毎


注意点
・併用注意 メトトレキサート ワーファリン
・アミノグリコシド系抗生物質(トブラマイシン等)とは配合注意。
・腎機能投与量一覧参照、肝障害考慮不要