気管内挿管について

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➀挿管操作による合併症
(歯の破折・脱落防止、咽頭痛、嗄声、反回神経麻痺、喉頭浮腫)


・気管にチューブを入れる操作により、歯や義歯が損傷することがある。
術前から口腔外科医にて診察。必要あればマウスピースを作成し予防する。
・気管にチューブを入れると声帯に傷がつき、術後に咽頭痛やかすれ声になることがあります。多くの患者さんは術後2,3日で症状が軽くなり、1週間程度でほとんど症状がなくなる。
・まれにこの傷がもとで声帯肉芽腫ができることや、声帯を動かす反回神経が麻痺することがある。このような時は声を出しにくい、むせるといった症状があらわれ、回復までに時間がかかる。