下剤 塩類下剤

塩類下剤
腸内に浸透圧の高い物質を入れることで水が腸から吸収されにくくなり、腸管内の水分量を増加させることができます。そうすることで、便を軟らかくする効果がある。習慣性がなく長期間投与が可能。成分が蓄積し高マグネシウム血症になることがあり注意。
腎不全患者への投与も注意。
テトラサイクリン系抗菌薬、ニューキノロン系抗菌薬などの薬剤と併用不可。


1)マグミット・マグラックス 酸化マグネシウム
成人は2000mgまで 3回にわけて服用 作用時間2~3時間


2)マグコロール(液剤) Pは粉剤 クエン酸マグネシウム液

用法・容量
<高張液投与>
1回27〜34g(本品200〜250mL)を検査予定時間の10〜15時間前に経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。


<等張液投与>
68g(本品500mL)を水に溶解し、全量約1,800mLとする。通常成人1回1,800mLを検査予定時間の4時間以上前に200mLずつ約1時間かけて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、2,400mLを越えての投与は行わない。
200mLを投与するごとに排便、腹痛等の状況を確認しながら、慎重に投与する