12誘導心電図 ST部分の異常

通常、ST部分は平坦で高さはP波の始まり部分と同様に基線に一致する。
心筋の虚血、壊死、炎症、肥大、電解質異常によりSTは変動する。
成人では虚血性心疾患が多くを占める。




●ST上昇
ドーム状(上に凸)
直線型
水平型


下記二つはBrugada症候群。(睡眠時、安静時にVfを引き起こす可能性あり)
断壁型(cobed)
鞍型(saddle-back)
:右側胸部誘導(v1,v2,v3)で示す。
:右側胸部誘導で0.2mV以上のST上昇


●ST低下
右あがり型(J型)
水平型
右下がり型
ストレインパターン
盆状